「ロート製薬抗議に伴うチーム関西不当逮捕事件」 言動の模様 その3
(その2から続く)
その2の発言の中で、刑法223条1項の「生命、身体、自由、名誉若しくは財産に対し害を加える旨を告知して脅迫し、又は暴行を用い」への該当を懸念すべき箇所は2つあります。
まず第1の懸念箇所は、西村斉君の「ほんならちょっとなぁ右翼紹介するから右翼の事務所行って言え。竹島はどこの領土か分かりませんて言えやそやったら。きつーいとこ紹介したるわ。あほちゃうけ、調子乗ったらあかんぞこら。われこら。」の部分です。
「右翼」(=街宣右翼)は暴力団の隠れ蓑というのが社会一般の常識ですから、街宣右翼を持ち出したということは暴力団に言及したと同じような意味であり、非常に危険な発言であると言えます。
ただ当方としてはチーム関西以外の場合であればギリギリでセーフだろうと思います。その理由は2つあります。
第1の理由は今回の場合、「ほんならちょっとなぁ右翼紹介するから」あるいは「きつーいとこ紹介したるわ」と言っているのであり、「右翼を来させるぞ」と言っているのではないことです。要するに右翼を訪れるかどうかはあくまでロート側の自由意思であり、そういう事態を強制的に実現しているわけではないということです。
第2の理由は上記の発言は、「ロート社員(総務)電話しながら退出」と「ロート社員(総務)電話終わって入室」の間になされており、相手に話しているのではないことです。要するにこれは彼らの独り言であり、相手への「脅迫」にはなりようがないということです。
もちろんたとえ独り言であっても、動画を公開することによって「脅迫」になるという解釈があるかもしれませんが、相手に話しているのではないという違いはやはり大きく評価されるべきものと考えます。
次ぎに第2の懸念箇所は、西村斉君の「この動画流さんとね、そこら中抗議しますよ、よその団体とかが。フジテレビ・花王デモ知ってるでしょ。」の部分です。この部分が「害を加える旨を告知して」に該当する可能性があります。
もちろん「抗議」自体は何ら不法なものではありませんが、正当な行為であっても「害を加える旨を告知して」に該当することはないとは言えませんから、こういう発言には注意が必要です。
ただ今回の場合は単なる推測であり、チーム関西自身がどうこうするという内容ではないので、「害を加える旨を告知して」には全く該当しないと考えられます。
本日は文字起こしをしている時間的余裕がないので、明日掲載します。
(その4へ続く)
その2の発言の中で、刑法223条1項の「生命、身体、自由、名誉若しくは財産に対し害を加える旨を告知して脅迫し、又は暴行を用い」への該当を懸念すべき箇所は2つあります。
まず第1の懸念箇所は、西村斉君の「ほんならちょっとなぁ右翼紹介するから右翼の事務所行って言え。竹島はどこの領土か分かりませんて言えやそやったら。きつーいとこ紹介したるわ。あほちゃうけ、調子乗ったらあかんぞこら。われこら。」の部分です。
「右翼」(=街宣右翼)は暴力団の隠れ蓑というのが社会一般の常識ですから、街宣右翼を持ち出したということは暴力団に言及したと同じような意味であり、非常に危険な発言であると言えます。
ただ当方としてはチーム関西以外の場合であればギリギリでセーフだろうと思います。その理由は2つあります。
第1の理由は今回の場合、「ほんならちょっとなぁ右翼紹介するから」あるいは「きつーいとこ紹介したるわ」と言っているのであり、「右翼を来させるぞ」と言っているのではないことです。要するに右翼を訪れるかどうかはあくまでロート側の自由意思であり、そういう事態を強制的に実現しているわけではないということです。
第2の理由は上記の発言は、「ロート社員(総務)電話しながら退出」と「ロート社員(総務)電話終わって入室」の間になされており、相手に話しているのではないことです。要するにこれは彼らの独り言であり、相手への「脅迫」にはなりようがないということです。
もちろんたとえ独り言であっても、動画を公開することによって「脅迫」になるという解釈があるかもしれませんが、相手に話しているのではないという違いはやはり大きく評価されるべきものと考えます。
次ぎに第2の懸念箇所は、西村斉君の「この動画流さんとね、そこら中抗議しますよ、よその団体とかが。フジテレビ・花王デモ知ってるでしょ。」の部分です。この部分が「害を加える旨を告知して」に該当する可能性があります。
もちろん「抗議」自体は何ら不法なものではありませんが、正当な行為であっても「害を加える旨を告知して」に該当することはないとは言えませんから、こういう発言には注意が必要です。
ただ今回の場合は単なる推測であり、チーム関西自身がどうこうするという内容ではないので、「害を加える旨を告知して」には全く該当しないと考えられます。
本日は文字起こしをしている時間的余裕がないので、明日掲載します。
(その4へ続く)
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