金子吉晴(維新政党新風)    行動保守の選挙担当として維新政党・新風に籍を置き真の戦後レジームからの脱却に邁進しています。

←応援クリックお願いします。

"「90円の壁」を超えたドル、来週は露骨な政策に海外からのけん制も" 上昇も下落も海外投機筋が引き起こしていること!!

 1月18日のロイターは,”「90円の壁」を超えたドル、来週は露骨な政策に海外からのけん制も
 「アベノミクス」に便乗した円売りでドルは90円の壁をやすやすと超えた。
 セントルイス連銀のブラード総裁は10日、「日本がより露骨な為替政策を取っているようで、私は少々困惑している」と発言。ブラード総裁は米連邦準備理事会(FRB)内部の雰囲気をしばしば代弁するとみられており、金融界の注目度が高い。同総裁は、自国通貨を弱めて成長を達成しようとする試みは、いわゆる「近隣窮乏化策」であるとの認識を示した。
 これに対して、中尾武彦財務官は14日、「新政権に通貨の切り下げ競争をする意思はない」と語り、円の下落は「それまでの行き過ぎた上昇の調整」であると反論している。
 海外投機筋は、甘利明経済再生担当相および石破茂自民幹事長による円安懸念発言の修正により、本邦当局の更なる円安追及スタンスが再確認されたと見ているようだ。
”と報道した(リンクはこちら)。

 今頃「アベノミクス」を支持する人達は怒りをもって反論しているだろう。
 しかし我が国のデフレ不況の最大原因は日銀の「マネタリーベース」ではなく、支那や南朝鮮の為替操作にあると考える当方にとっては、怒りというより苦笑する報道である。
 というのは「日本がより露骨な為替政策を取っている」も何も、「それまでの行き過ぎた上昇」も、「「アベノミクス」に便乗した円売りでドルは90円の壁をやすやすと超えた」という下落も、それは「海外投機筋」とりわけ米のヘッジファンドが引き起こしていることと考えられるからである。
 このことは我が国の「マネタリーベース」の動向を見てみればよく分かる。
 日銀の発表によれば、自民党総裁選の行われた9月26日の前月の8月と最新の12月の「マネタリーベース」関連の数字は次のとおりである。
                                 (平均残高・億円)
          マネタリーベース      日銀当座預金
2012/8     1,214,626        360,747       (リンクはこちら)
2012/12     1,319,837        435,567       (リンクはこちら)
差引        105,211          74,820
 したがってこの4か月間に新たに市中に出ていった円は、105,211-74,820=30,391億円に過ぎない。このうちどれだけが外国為替市場に流れたかは定かではないが、たとえ全部としても今の10円以上の円安に一体どれだけ影響を与えたと言えるだろうか。
 また別の資料によれば、「2012年12月」の「日銀当座預金残高」の「合計」「464,890」のうち、「所要準備額」は「78,280」に過ぎないから(リンクはこちら)、464,890-78,280=386,610億円が日銀の金庫の中で眠っていることになる。
 あえて金融緩和せよと騒がなくても既存の「マネタリーベース」で十分に「投機」は可能である。しかしそれがなされないのは、我が国の金融業界にそれをする意思がないからである。
 もちろん既存で国内に滞留している円が外国為替市場に流れたという可能性もないわけではないが、その額は決して大きくはないと思われる。
 ただ当方の考えからすれば、冒頭の「それまでの行き過ぎた上昇」も、「「アベノミクス」に便乗した円売りでドルは90円の壁をやすやすと超えた」という下落も、それは「海外投機筋」が引き起こしているという主張には明確なただし書きが必要である。
 というのは、確かに「行き過ぎた上昇」は「海外投機筋」が引き起こしたものであるが、「行き過ぎ」ない「上昇」は日本資本の還流によって生じたのではないかということである。
 要するにリーマンショック前の120円台から近年の80円台への動きは決して「投機」によるものではないということである。
 そして現在の動きはあくまで「投機」によるものであるから、遠からず若干の揺り戻しが生じ、ドルは80円台の半ばまで戻ってくるものと考えられる。
  1. 2013/01/20(日) 08:48:34|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<活動報告 1月20日日韓断交共闘委員会・帝都主催「韓国粉砕国民大行進 in 立川」活動参加 | ホーム | 活動報告 1月19日東青会主催「第2回 憲法9条改正こそ国防への第一歩」参加及び明日20日の予定>>

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://ccp58800.blog25.fc2.com/tb.php/1358-1612de7e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)