金子吉晴(維新政党新風)    行動保守の選挙担当として維新政党・新風に籍を置き真の戦後レジームからの脱却に邁進しています。

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"日銀の金融政策を評価、米FRB議長" 現実に為替が変動するなら通貨安競争を招いていると言わざるを得ない!!

 2月27日の産経新聞は,”日銀の金融政策を評価、米FRB議長
 米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長は26日、上院銀行住宅都市委員会で証言し、日銀の大規模な金融緩和策について、「デフレ脱却に向けた試みを支持する」と評価した。安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」を擁護した格好だ。
 バーナンキ議長は、「日本はデフレからの脱却を必要としている」と指摘。日銀の金融政策はデフレ脱却と日本経済の回復が目的であり、「為替の操作を目標とするものではない」との認識を示した。日米の金融緩和政策が通貨安競争を招いているとの見方に対しても、「米国は『通貨戦争』に関与していない。FRBが目指すのは雇用と物価の安定だ」と反論した。
 また議長は、事実上のゼロ金利政策に加え、米国債などを大量購入する量的緩和策について、「効果は明白だ」として、労働市場の見通しが著しく改善するまで継続する方針を維持する考えも表明した。
”と報道した(リンクはこちら)。

 筋の通らない常識外れの主張である。
 なぜなら「金融緩和」が「為替の操作を目標とする」と口にするかどうかはともかく,もしそれによって現実に「為替」が変動するなら,それは「通貨安競争を招いている」と言わざるを得ないからである。
 このことは2月13日のエントリーでも,「何度も書いているように当方の考えでは「容認」するも何も,単なる「金融政策」は短期的な投機の促進はともかく,為替水準を決定する「為替相場の誘導」の効果は有しない。しかし「麻生財務大臣」のように実際にそういう効果を持つと考えるなら,「為替レートを目標にはしない」とか「国内目的を達成することに向けられる」とかという動機の面で誤魔化すのは不合理である。そうではなくて各国が協議して国民1人当たり○○ドルまでというような客観的指標を定めるか,あるいはそもそも実需以外の為替取引は認めないことが必要である。」と書いたとおりである。

 そしてそのことの前にもっと不思議であるのは,「米国債などを大量購入する量的緩和策について、「効果は明白だ」」と言う前に,米経済において「雇用と物価の安定」が損なわれている原因をなぜ考えないのかということである。
 もしその原因が本当に「金融緩和」の不足によって生じているならそうすればよいが,果たしてそれはそうなのか。
 もちろん「米連邦準備制度理事会(FRB)」という中央銀行のトップとしては,それしか政策手段がないのだからそれをやるしかないのであるが,行政府は一体どう考えているのだろうか。
 また以上のことと全く同じことは当然,我が国の行政府に対しても言えることである。

 2月26日の読売新聞は,”日銀総裁人事案 官僚出身を理由に排除するな(2月26日付・読売社説)
 安倍首相は公明党の山口代表との党首会談で、3月19日付で退任する日銀の正副総裁3人の後任人事案を説明した。
 白川方明総裁の後任に元財務官の黒田東彦・アジア開発銀行総裁を充て、副総裁には岩田規久男・学習院大教授と中曽宏・日銀理事を起用するという。
 黒田氏は国際金融政策を担う財務官を3年半務めた際、円高阻止のための大規模な為替介入の指揮をとった。2005年にはアジア開銀の総裁に就任した。
 これまで、インフレ目標の導入など大胆な金融緩和の必要性を主張し、デフレの原因は金融政策の失敗にあるとして日銀の対応を批判してきた。
”と報道した(リンクはこちら)。

 「デフレの原因は金融政策の失敗にあるとして日銀の対応を批判してきた。」とあるが,おかしな主張である。
 我が国の場合,リーマンショック以後の円高ばかりが政策課題として議論されているが,いつも言うようにデフレは1995年から,名目GDPの低下は1998年から始まっているのである。そうだとすれば,この数年の円高などそれらの経済の低迷とは何も関係がないと断言できるだろう。
 したがってむしろ「デフレの原因は金融政策の失敗」ではなく,「黒田東彦・アジア開発銀行総裁」の古巣の財務省の責任が大きいと言うべきである。
 なかんづく当方に言わせれば,それは支那や南朝鮮の為替操作を放置してきた為替当局の責任である。
  1. 2013/02/27(水) 22:44:38|
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