金子吉晴(維新政党新風)    行動保守の選挙担当として維新政党・新風に籍を置き真の戦後レジームからの脱却に邁進しています。

←応援クリックお願いします。

"安倍「対中包囲外交」は幻想!?―習近平攻勢で米露豪印など「対中連携」に動く" 尖閣問題を前面に出しての対中包囲網要請は芸が無さ過ぎ!!

 4月11日のレコードチャイナは,”<コラム・巨象を探る>安倍「対中包囲外交」は幻想!?―習近平攻勢で米露豪印など「対中連携」に動く
 日本が推進する「中国包囲網」を危うくするニュースがこのところ頻出している。
 3月半ばに就任したばかりの習近平・中国国家主席は最初の公式訪問先としてロシアを選択。モスクワでプーチン大統領と会談し、国連安全保障理事会など国際的枠組みでの協調や経済関係拡大の方針を確認し、「戦略的パートナーシップ」の強化を盛り込んだ共同声明に署名した。
 3月下旬に来日したインドのクルシード外相は東京で記者会見し、中国けん制を狙って、日本や米国、インド、豪州が戦略的協力を深めるべきだとの考えについて、「インドは自立・独立した意思決定をしていく」と語り、「中国包囲網」構想を全面否定した。
 豪州のギラード首相は4月上旬、「史上最も高いレベル」の代表団を引き連れ訪中、首相、外相、経済相が「戦略対話」を毎年開催することで合意。ギラード首相は、「豪中関係の将来が強化された」との声明を発表した。
 ロシア、インド、豪州だけではない。尖閣諸島問題を念頭に置いた「中国包囲網」づくりで安倍首相が頼みとする米国オバマ第2期政権も中国と「蜜月関係」にある。親中派のケリー米国務長官は王毅元中国駐日大使が3月中旬に外相就任した際、真っ先にお祝いの電話をかけ長時間話し込んだ。習政権が発足して最初に訪中した外国の要人は米国のルー財務長官。ルー氏にとって2月末の財務長官就任後最初の外遊であり、日本などほかのアジア諸国に立ち寄らなかった。
 米中両国は「新しい大国関係」の構築を目指すことで合意している。両国は「米中戦略・経済対話」を今年夏までに開催する予定。
 米国主催の世界最大の海上軍事演習である環太平洋合同演習(リムパック)に中国軍が初めて招待され、次回の2014年演習で実現することになった。
 米欧の軍事同盟である北大西洋条約機構(NATO)のラスムセン事務総長も4月中旬、「中国を脅威とは見なさず、中国と組織的、恒常的な対話の枠組みをつくることが重要。今後数年間で、対話の枠組みづくりの可能性を探りたい」と明言した。
 豪首相も、「将来的に米中豪の3カ国による合同軍事演習を行いたい」としている。
<「コラム・巨象を探る」はジャーナリスト八牧浩行(Record China社長・主筆)によるコラム記事。
”と報道した(リンクはこちら)。

 まず最初に余談ではあるが、この「Record China」とは支那資本の通信社であるとばかり思っていたが、実際には「ジャーナリスト八牧浩行(Record China社長・主筆)」とあるとおり、日本の個人会社であるようである。
 この「ジャーナリスト八牧浩行」氏については、「1971年時事通信社入社」、「常務取締役編集局長などを歴任」とあるから(リンクはこちら)、「時事通信社」との結び付きが色々強いのだろう。
 さて本題であるが、前半は経済的包囲網、後半は軍事的包囲網の状況分析である。
 まず前半の経済的包囲網であるが、これについては何ら条約上の取り決めのないことだから、そもそも事後の原状回復圧力措置となる可能性はあっても、事前の実力行使牽制措置になる可能性はほとんどないだろう。
 ましてやこれについては地理的な関係から欧州が加わってこないので、実効性が全くないと言って良い。
 「安倍晋三首相」もこれについてはほとんど期待していないのではないか。
 次ぎに後半の軍事的包囲網であるが、これについては包囲網と言っても東アジアで支那に対抗できる軍事力を有する国は米国だけだから、事実上は米中対決の可能性と言っていい。
 しかしこれについては昨日のエントリーで紹介したように米海軍のOBが、「米国はこの無人の島を巡って中国人民解放軍との直接の戦闘に入ることを避けるべきなのです。」と広言している。
 「安倍晋三首相」としては「私たちの意図は、米国にあれをしてほしい、これをしてほしいと頼むことはせず、まず自分たちで自国の領土を現在も将来も守るつもりだ」という口とは裏腹に、TPPに参加表明までして米国に大きな期待をしているのだろうが、それは捕らぬタヌキの皮算用あるいは絵に描いた餅というものである。
 各国の動向の背景にはこういう動きがある。

 4月7日の産経新聞は,”【ボアオフォーラム】対中脅威論にチャイナマネーを誇示 習主席が基調演説
 中国の習近平国家主席は7日、海南省ボアオ(博鰲)で開かれている「博鰲アジアフォーラム」年次総会で基調演説し、「アジアと世界が繁栄し安定することは中国にも欠かせない」などと国際的な協調路線を取る姿勢を示した。
 一方で、「今後5年間(の総計)で中国の輸入額は10兆ドル(約970兆円)に、対外投資は5千億ドルに達し、海外旅行する中国人は4億人になる」と強調。国際社会に広がる“対中脅威論”を排し、チャイナマネーで存在感を示す戦略を鮮明にした。
 フォーラムには四十数カ国・地域から約1500人が出席し、十数カ国の首脳クラスや国際通貨基金(IMF)など国際機関のトップも出席。日米などが関与を強めるミャンマーやモンゴルのほか、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉参加国であるオーストラリアやブルネイなどの首脳も顔をそろえ、経済援助や貿易拡大が中国外交の武器となっている実態を映し出した。
”と報道した(リンクはこちら)。

 「金の魔力」には誰も勝てないというところか。「経済援助や貿易拡大が中国外交の武器」になっている以上、これを崩さない限りどうにもならない。
 したがって尖閣問題を前面に出しての対中包囲網要請は余りに芸が無さ過ぎると言うべきである。
 いつも言うように当方の主張はこれに代わって人民元の為替操作を理由とする経済制裁包囲網の形成である。しかしこれについては今月1日のエントリーで詳述したので、ここでは繰り返さない(リンクはこちら)。
  1. 2013/04/12(金) 09:04:29|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<"実現性は? 「大卒で永住権」をダシに留学生呼び込み、京都府知事が特区申請へ" なぜこれほど地方自治体の首長には国家意識の欠如した人物が多いのか? | ホーム | "自虐史観記述の源流「近隣諸国条項」撤廃も" 基本的な原因はやはり政治の姿勢の体たらくさではないか?>>

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://ccp58800.blog25.fc2.com/tb.php/1521-47465589
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)