金子吉晴(維新政党新風)    行動保守の選挙担当として維新政党・新風に籍を置き真の戦後レジームからの脱却に邁進しています。

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"通貨供給量2.6%増 銀行貸し出し拡大" これ以上いかに通貨供給量を増加させたとしてもそんなものは百害あって五利位が精々!!

 11月12日の産経新聞は,”通貨供給量2.6%増 銀行貸し出し拡大
 日銀が12日発表した10月のマネーストック(通貨供給量、月中平均残高)速報によると、現金や国内銀行への預金など世の中に出回る通貨の合計を示す「M3」は、前年同月比2.6%増の1193兆3千億円だった。
 銀行から民間への貸し出しが拡大した。個人向け国債の償還が進んで、政府から民間に流れるお金も増えた。M3の伸び率は9カ月ぶりに拡大した。
 M3に含まれる普通・当座預金の残高を示す「預金通貨」は、4.4%増の506兆4千億円で、6カ月ぶりに伸び率が拡大した。M3に投資信託や国債を加えた「広義流動性」は、3.2%増の1568兆8千億円だった。
 マネーストックは、金融機関から融資などを通じて企業や個人に流れたお金の量。
”と報道した(リンクはこちら)。

 最初に用語の説明からであるが、「M3」は「M3=M1+準通貨+CD(譲渡性預金)=現金通貨+全預金取扱機関に預けられた預金」、「預金通貨」は「要求払預金(当座、普通、貯蓄、通知、別段、納税準備)-調査対象金融機関の保有小切手・手形」、「広義流動性」は「広義流動性=M3+金銭の信託+投資信託+金融債+銀行発行普通社債+金融機関発行CP+国債+外債」である(リンクはこちら)。

 ただ経済学で通常、「通貨」として扱われるのは「M2」であり、「M2=現金通貨+国内銀行等に預けられた預金」である。

 また「日銀が12日発表した10月のマネーストック(通貨供給量、月中平均残高)速報」とは「マネーストック速報(2014年10月)」である(リンクはこちら)。

 さて問題はこの「M2」の「879.2」兆円が適正かどうかであるが、これはどう考えても不適正である。
 というのは2013年の我が国の名目GDPは「478」兆円である(リンクはこちら)。
 「M2」の半分強しかないことになる。名目GDPから考えれば明らかに「通貨」は過剰である。
 逆に言えば「札を刷れ」と呪文のように繰り返す論者がいるが、「通貨」の増大は決して名目GDPを増加させるものではないことは一目瞭然である。

 さらに言えば「現金通貨」は「82.8」兆円であるが、現在のマネタリー・ベースは「2,557,542」億円もある(リンクはこちら)。
 いかにマネタリー・ベースの増大は「現金通貨」の増加、すなわち経済の活性化につながらないかである。

 むしろこの先待ち受けているのは国内物価の上昇による輸入の一層の増大しかない。それに伴い残るのは不況時の物価高、すなわちスタグフレーションの深化だけである。

 我が国の本質的な不況原因を究明しないままで、これ以上いかに通貨供給量を増加させたとしても、そんなものは百害あって五利位が精々である。
  1. 2014/11/15(土) 00:46:20|
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