金子吉晴(維新政党新風)    行動保守の選挙担当として維新政党・新風に籍を置き真の戦後レジームからの脱却に邁進しています。

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"7~9月期のGDP改定値は年1.9%減 速報値を下方修正" 2012年以降のすべての数字が変更になっているのはなぜ?

 12月8日の産経新聞は,”7~9月期のGDP改定値は年1.9%減 速報値を下方修正
 内閣府が8日発表した7~9月期の国内総生産(GDP、季節調整済み)の改定値は、物価変動の影響を除いた実質で前期比0.5%減、このペースが1年間続くと仮定した年率換算で1.9%減となった。先月発表された速報値から年率1.6%減から0.3ポイント下方修正した。
 2四半期連続のマイナス成長で、足元の景気の弱さが浮き彫りになった。設備投資と公共投資が速報値段階から下方修正されたことが原因で、足元の景気の弱さを裏付ける内容となった。
 速報値の発表後に公表された7~9月期の法人企業統計などの結果を反映した。マイナス成長は2四半期連続。
 速報値段階でGDPを大きく押し下げた在庫投資は寄与度で前期比0.6%減で変わらなかった。
 景気実感に近いとされる名目GDPも0.9%減(速報値は0.8%減)、年率換算で3.5%減(同3.0%減)に下方修正された。
”と報道した(リンクはこちら)。

 「内閣府が8日発表した7~9月期の国内総生産(GDP、季節調整済み)の改定値は、物価変動の影響を除いた実質で前期比0.5%減、このペースが1年間続くと仮定した年率換算で1.9%減となった。」とあるが、当方はいつも言っているように、「実質」の「成長率」で見ていては、どうも実態がよくつかめない。
 やはりこれは「名目」の「実額」で見るべきものだと思う。

 近年の四半期毎の名目GDPの実額を比較すると次表のとおりになる(リンクはこちら)。
 なお今年の第4四半期については消費増税の影響がなかった2012年の数字に3%割り増ししたものを入れて試算した。
 また念のため、上段には11月17日のエントリーで示した速報値の数字を掲載した(リンクはこちら)。
                                               (単位:10億円)
年・四半期1- 3.4-6.7-9.小計10-12.
2010速報値118,011.80119,394.30119,179.50356,585.60125,798.80482,384.40
2010改定値118,011.80119,394.30119,179.50356,585.60125,798.80482,384.40
2011速報値115,859.90115,168.50116,321.90347,350.30123,960.50471,310.80
2011改定値115,859.90115,168.50116,321.90347,350.30123,960.50471,310.80
2012速報値118,231.00117,591.00115,217.80351,039.80122,744.50473,784.30
2012改定値118,453.90117,934.80115,622.10352,010.80123,099.50475,110.30
2013速報値117,084.00118,355.10117,386.20352,825.30125,251.00478,076.30
2013改定値117,818.50118,926.50117,853.80354,598.80125,529.30480,128.10
2014速報値120,448.00120,550.90118,311.80359,310.70126,426.84485,737.54
2014改定値120,800.70121,029.10118,681.10360,510.90126,792.50487,303.40

 もちろん「名目」で見るときには、今年の第2、3四半期分については3%の消費増税分を割り引く必要がある。したがって2014年分の小計については実質的には、
 120,800.70+(121,029.10+118,681.10)÷1.03=353,529.05
と理解する必要がある。

 これは2013年に比べると1兆700億円ほど減少している。「足元の景気の弱さが浮き彫りになった。」とは言えるが、昨年「10~12月期」の駆け込み需要の大きさを考慮に入れるなら、それほど心配するレベルではないだろう。

 そのことはさておくとして当方が不思議に思うのは、「名目」の実額では「速報値」と「改定値」で 「7~9月期」はむしろ上方修正していることである。
 記事の中には「下方修正」とあるが、一体どうなっているのだろうか。

 そしてもっと驚くのは、今年「7~9月期」だけではなく、「2012」年以降のすべての数字が変更になっていることである。
 一体なぜこのような結果になったのだろうか。これでは統計数字としての正統性を疑われよう。
  1. 2014/12/08(月) 22:54:09|
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