金子吉晴(維新政党新風)    行動保守の選挙担当として維新政党・新風に籍を置き真の戦後レジームからの脱却に邁進しています。

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"中国、"為替操作による輸出優位説"に反論" 支那の人民元はまだまだ割安であるのに再び切り下げとは盗人猛々しい!!

 12月16日の中国国際放送局日本語部は,”中国、"為替操作による輸出優位説"に反論
 米議会の諮問委員会である米中経済安全保障調査委員会(USCC)のウィリアム・ラインシュ委員長がこのほど、「中国が輸出の優位性を獲得するため、再び人民元の為替レートを切り下げたことで、米国の対中貿易赤字が今年も記録を更新する可能性がある」と非難したことを受けて、中国商務省の沈丹陽報道官は16日、「中国は為替操作を通じて輸出競争での優位性と輸出超過を求めるつもりはないしその必要もない。米国の一部の人たちによる非難は事実無根だ」と話しました。
 今年に入ってから、人民元はユーロに対して10.1%切り上がり、日本円に対し10.8%、ポンドに対しても4.2%切り上がりました。実質実効為替レートで見れば、1月から10月まで、人民元はあわせて2.37%切り上がったことになります。
”と報道した(リンクはこちら)。

 まず「中国は為替操作を通じて輸出競争での優位性と輸出超過を求めるつもりはないしその必要もない。」とあるが、「操作」をしなくても制度自体が公正な「為替レート」決定するような仕組みになっていないのだから全く説得力はない。

 また「実質実効為替レートで見れば、1月から10月まで、人民元はあわせて2.37%切り上がったことになります。」とあるが、これについては次の報道がある。

 12月22日のFOCUS-ASIAは,”「人民元は今年世界で2番目に強い通貨に」中国中央銀行副総裁が指摘
 中国人民銀行(中央銀行)の易綱副総裁は北京で21日行われた経済分野の会議「中国経済年会」で、「人民元は今年、米ドルに次いで世界で2番目に強い通貨だった」と述べた。中国・信息時報が22日伝えた。
 易副総裁は人民元が年初来、対米ドルで2%変動し、実質実効為替レート(REER)が上がったと指摘。
 易副総裁によると、人民元は今年初めに1ドル=6.06元だったが、4~5月には6.25元、9月には6.1元となり、12月には6.22元と動いたとの数字を示し、「人民元の為替変動は今年、双方向で柔軟性が増した」と強調した。
”と報道した(リンクはこちら)。

 まずこの「実質実効為替レート」とは次のとおりである(リンクはこちら)。

実質実効為替レートは主要輸出相手国との為替相場を貿易額に応じて調整(加重平均)し、競争力に影響を与える物価の動きも考慮した指標。一般の為替レートが円とドルなど2通貨間の交換比率を示すのに対し、複数の通貨に対する円の「総合力」が分かる。2010年1月を100とし、数値が大きいほど円高、小さいほど円安を示す。

 これを理解した上で、「人民元が年初来、対米ドルで2%変動し、実質実効為替レート(REER)が上がった」とあるが、これは「人民元は今年初めに1ドル=6.06元だったが、4~5月には6.25元、9月には6.1元となり、12月には6.22元と動いた」とあるから、論理的には間違っている。
 そうではなくて、「人民元はユーロに対して10.1%切り上がり、日本円に対し10.8%、ポンドに対しても4.2%切り上がりました」ということによって「実質実効為替レート(REER)が上がった」ということになる。

 いずれにせよ支那の人民元はまだまだ割安であり、それにもかかわらず「再び人民元の為替レートを切り下げた」というのは盗人猛々しいと言える。
  1. 2014/12/23(火) 23:44:12|
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