金子吉晴(維新政党新風)    行動保守の選挙担当として維新政党・新風に籍を置き真の戦後レジームからの脱却に邁進しています。

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通貨供給量と物価との関係

 12月29日のエントリーで、「確かに「貨幣供給量の増加が次第に物価を押し上げる」というのは事実である。」と書いたのであるが(リンクはこちら)、これをできるだけ数式の形で表してみたい。。

 例えば、名目GDPがY兆円の下で政府支出G兆円をN年継続実施した場合の結果はどうなるか。この場合、財源は増税ではなく財政ファイナンスとする。
 結論は通貨供給量の過剰からスタグフレーションとなるということである。

 この通貨供給量と物価との関係を示す式はマクロ経済学では、唯一、LM方程式しかない。
 L(Y,r)=M/p  (Y:実質GDP r:利子率 M:通貨供給量 p:物価水準)
 その意味するところは左辺は通貨の需要、右辺は通貨の供給である。したがって需要=供給と置いて、色々な変数の値を決定するということである。

 さて継続実施後は、
 L(Y+ΔY,r+Δr)=(M+ΔM)/(p+Δp)
である。
 これを元の式と辺々割ると、
 左辺はY≫ΔY、Δr≒0から  左辺≒1
 右辺=(M+ΔM)/M÷(p+Δp)/p
 従って両辺から (p+Δp)/p=(M+ΔM)/M
 これは何も難しいことを言っているのではなくて、左辺の方は実質GDPが多少増えたところで値はほとんど変わらないから、右辺の方では通貨の増大はすべて物価に跳ね返るよということである。

 ここにM=259.4(マネタリーベース)-167.6(日銀当座預金)=91.8 ΔM=20・10=200を代入する。
 ちなみに通常、マクロ経済学の体系ではM:通貨供給量は、「M2=現金通貨+国内銀行等に預けられた預金」(リンクはこちら)を指すのであるが、この場合は比率だから、「現金通貨」だけで十分である。
 (p+Δp)/p=(91.8+200)/91.8=3.2

 この結果、物価はN年後には3.2倍になるということである。この場合、為替レートつまり輸入物価には大変動はないから国内物価だけ上昇することになる。したがって輸入増大→景気下降は必然である。
  1. 2015/01/02(金) 00:22:42|
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