金子吉晴(維新政党新風)    行動保守の選挙担当として維新政党・新風に籍を置き真の戦後レジームからの脱却に邁進しています。

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"【人民元SDR入り】IMFは「悪貨が良貨を駆逐する」という法則を忘れたのか? 田村秀男" 今さら「もういい加減、口くらい出したらどうか」と言われたところで片腹痛い以外に表現しようがない!!

 12月2日の産経新聞は,”【人民元SDR入り】IMFは「悪貨が良貨を駆逐する」という法則を忘れたのか? 田村秀男
 「悪貨が良貨を駆逐する」とは、金本位制の時代に限らない。いつの世も似たような法則が働く。現代版悪貨とは人民元である。
 元は中国共産党の支配下にある中国人民銀行が基準相場を設定し、変動を基準値の上下2%以内に限って許容している。元の金融・資本市場は制限だらけで、取引不自由だ。公正に開かれた金融市場を基盤とし、為替レートが自由に変動する先進国通貨とは対極にある。ところが、国際通貨基金(IMF)は円を押しのけて元にドル、ユーロに次ぐ特別引き出し権(SDR)シェア第3位のお墨付きを与えた。
 悪貨の膨張を防ぐ手段はただ一つ。元の為替制度と金融市場を他のSDR通貨と同程度に完全自由化させることだ。党による支配は自由市場から嫌われ、資本の逃避や元の暴落を招く。
 ところが肝心のIMFは「市場改革が進むかどうか今後も監視していく」(ラガルド氏)と弱々しい。約束違反しても罰則はない。IMFへの資金の貢ぎぶりでは世界一の日本は、もういい加減、口くらい出したらどうか。(編集委員 田村秀男)
”と報道した(リンクはこちら)。

 まず「党による支配は自由市場から嫌われ、資本の逃避や元の暴落を招く。」とあるが、果たしてそうだろうか。
 むしろ逆ではないだろうか。今までは「党による支配」があったからこそ、国家の利益よりも企業の利益を優先する売国的「自由市場」から好かれ、「資本」の流入があったと言うべきではないだろうか。

 しかしだからと言って、現在の人民元の為替レートが本来あるべき水準よりも高過ぎるという結論にはならない。
 というのは為替操作に基づく現在の人民元の為替レートによって、その「資本」の流入の数倍いや十数倍の外貨の流入があるからである。
 したがって本来あるべき水準は現在の人民元の為替レートよりもはるかに高くなければおかしいということになる。

 また「IMFへの資金の貢ぎぶりでは世界一の日本は、もういい加減、口くらい出したらどうか。」とあるのは当方も同感であるが、片腹痛いとしか言いようがない。
 なぜ片腹痛いかと言えば、次の発言を見ればよく分かる。

 12月1日の日経新聞は,”麻生財務相、人民元のSDR入り「民間取引に直接影響はない」
 麻生太郎財務・金融相は1日午前の閣議後記者会見で、国際通貨基金(IMF)が30日の理事会で、特別引き出し権(SDR)と呼ぶ準備通貨への中国・人民元の採用を決定したことについて「歓迎する」と語った。そのうえで「象徴的な意味合いを持つが、民間取引に対して直接の影響はない」との見方を示した。
”と報道した(リンクはこちら)。

 「象徴的な意味合いを持つが、民間取引に対して直接の影響はない」とあるのは、当方もそのとおりだと思う。
 しかし問題はその「象徴的な意味合い」である。
 これについては昨日のエントリーで、「「準備資産「特別引き出し権(SDR)」の構成通貨に人民元を加えること」は支那の為替操作は問題がないと先進国がお墨付きを与えるようなものである。」と書いたところである。

 「麻生太郎財務・金融相」にはそういう発想は全くないだろう。
 なぜないかと言えば、この「編集委員 田村秀男」のような安倍信者が人民元の為替操作の問題で、「安倍晋三首相」や「麻生太郎財務・金融相」を全く批判しないからである。
 今さら「もういい加減、口くらい出したらどうか」と言われたところで、片腹痛い以外に表現しようがない。
  1. 2015/12/02(水) 19:48:22|
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