金子吉晴(維新政党新風)    行動保守の選挙担当として維新政党・新風に籍を置き真の戦後レジームからの脱却に邁進しています。

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"竹中平蔵氏「消費税引き上げなければアベノミクスは成功」…菅官房長官に近い若手議員の勉強会で" 当方は財政出動論者ほど否定的ではないが今なお安倍晋三首相が重職を与えているのは全く理解不能!!

 12月15日の産経新聞は,”竹中平蔵氏「消費税引き上げなければアベノミクスは成功」…菅官房長官に近い若手議員の勉強会で
 政府の国家戦略特区諮問会議(議長・安倍晋三首相)の民間議員を務める竹中平蔵慶大教授が15日、自民党本部で講演し、平成29年4月に予定される消費税率10%への引き上げに対し、「引き上げを行わなければアベノミクスは成功する」と力説した。
 「消費税増税反対」は竹中氏の持論だが、菅義偉官房長官に近い若手議員らによる勉強会「次世代の税制を考える会」での発言だけに、安倍政権が税率引き上げの先送りを再び狙っているとの憶測を呼びそうだ。
”と報道した(リンクはこちら)。

 まず「「消費税増税反対」は竹中氏の持論」とあるのは意外な気がする。
 当方はむしろその逆だと考えていたのだが、確かに小泉政権時代は消費増税をしていないから、そうなのかもしれない。

 それよりもその前に、「平成29年4月に予定される消費税率10%への引き上げに対し、「引き上げを行わなければアベノミクスは成功する」と力説した」とあるが、これは現状を「成功」と評価しているか、あるいは今後大きく「成功」する見込みがあるということだろうか。

 しかし12月8日のエントリーで書いたとおり、名目GDPの推移で見る限り、「大した成長もしていないが、それほど消費増税の悪影響が出ているとも思えない」(リンクはこちら)。
 また今後、大きく名目GDPが伸びる見込みもないだろう。

 若干の成長は異次元緩和による円安効果によるものだろうが、それだけではリーマン・ショック以前に戻っただけであり、デフレ不況が継続するのは当然である。

 これに対しては「竹中平蔵慶大教授」というより財政出動論者から、昨年4月の消費増税なかりせばという弁解が聞こえてきそうだが、この点は増税してもその分、財政支出を増やせば、国民経済的にはむしろ経済は成長するのだから、弁解としては弱い。
 これは2011年10月17日のエントリーで紹介した「均衡予算乗数の定理」というものである(リンクはこちら)。

 これについては12月10日のエントリーで紹介した「「緊縮財政路線見直しを」 田村特別記者が講演 千葉「正論」懇話会」という報道にあるとおり、平成26年度が「緊縮財政」にあるのはそのとおりである。

 しかしこれは財政出動論者が、
 1.財政出動の効果 カンフル剤か否か
 2.累積財政赤字=通貨供給量の許容限度 スタグフレーション防止
という2点について通説を否定し切れていないためである。
 この点はネットを検索しても大した理論的主張は出てこないから、最初から理論闘争から逃げていると言わざるを得ない。

 ともあれ財政出動論者には極めて評判の悪い「竹中平蔵慶大教授」であるが、当方は彼らほど否定的ではない。
 しかし「失われた20年」をもたらした張本人の一人には違いないから、今なお安倍晋三首相がこの人物に「国家戦略特区諮問会議(議長・安倍晋三首相)の民間議員」という重職を与えているのは全く理解不能である。
  1. 2015/12/16(水) 04:49:08|
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