金子吉晴(維新政党新風)    行動保守の選挙担当として維新政党・新風に籍を置き真の戦後レジームからの脱却に邁進しています。

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"「慰安婦=性奴隷説は捏造」発言の桜内前議員、吉見教授に勝訴" 判決結果自体は大いに評価したいが、理由付けには釈然としないものがある!!

 1月20日の産経新聞は,”「慰安婦=性奴隷説は捏造」発言の桜内前議員、吉見教授に勝訴
 「慰安婦は性奴隷」と述べた自著を捏造とされ名誉を毀損されたとして、慰安婦研究者の吉見義明中央大教授(69)が桜内文城前衆院議員(50)に約1200万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決が20日、東京地裁であった。原克也裁判長は「桜内氏の発言は吉見氏への不当な攻撃ではなく、公益に関わる問題についての意見・論評であり、違法性はない」として吉見氏の訴えを棄却した。
 判決などによると、当時日本維新の会の衆院議員だった桜内氏は平成25年5月、橋下徹前大阪市長が自身の慰安婦発言について説明するため日本外国特派員協会で開いた記者会見に同席。吉見氏の著書「従軍慰安婦」が話題となった際、「同書の『慰安婦は性奴隷だ』という記述は捏造だと明らかになっている」との趣旨の発言をした。
 原裁判長は「発言は吉見氏の名誉を傷つけたと認められる」とした一方で、「桜内氏の『捏造』という発言は『不適当』『誤り』といった意味だと解釈できる。慰安婦の立場に関する問題は公益性があり、発言は意見・論評の域を出ず、名誉毀損は免責される」と判断した。
”と報道した(リンクはこちら)。

 「吉見氏の訴えを棄却した」という判決結果自体は大いに評価したいが、理由付けには釈然としないものがある。
 というのは、「原裁判長は「発言は吉見氏の名誉を傷つけたと認められる」とした一方で、「桜内氏の『捏造』という発言は『不適当』『誤り』といった意味だと解釈できる。慰安婦の立場に関する問題は公益性があり、発言は意見・論評の域を出ず、名誉毀損は免責される」と判断した。」とあるが、「発言は吉見氏の名誉を傷つけた」とまで言えるのかと思うからである。
 そうではなくて、「同書の『慰安婦は性奴隷だ』という記述は捏造だと明らかになっている」という発言は必ずしも誤りとは断定できない程度にすべきだったのではないか。

 その理由であるが、Wikiの「吉見義明」には次のとおりある(リンクはこちら)。

性奴隷制度について
 吉見は日本の慰安婦に関する論争において、日本軍が女性を「性奴隷」とする制度を運営していたと主張する人物である。
 吉見は宋神道による在日韓国人元従軍慰安婦謝罪・補償請求事件で、東京地裁が行った「一九三二年から終戦時までいわゆる醜業を目的として各地に従軍慰安所が設置され、従軍慰安婦が配置されたが、原告も、一九三八年頃から終戦時まで、各地の慰安所で意に沿わないまま否応なく従軍慰安婦として軍人の相手をさせられた。」という認定事実に「原告がいやになって逃げようとすると、そのたびに慰安所の帳場担当者らに捕まえられて連れ戻され、殴る蹴るなどの制裁を加えられたため、原告は否応なく軍人の相手を続けざるを得なかった。」と宋が発言した内容を東京地裁の判決であるかのように付け加えた上で、慰安婦は、居住の自由、外出の自由、廃業の自由(自由廃業)、拒否する自由がない性奴隷制であると定義している[9]。


 この「[9]」とは「9.橋下徹市長への公開質問状 吉見義明[4]」(リンクはこちら)である。
 この中には次のとおりある。

1 在日韓国人の宋神道さんが提訴した裁判では、東京地裁は「原告は、その〔武昌の〕慰安所の営業許可直前、泣いて抗ったが、軍医による性病検査を受けさせられ、営業許可後は、意に沿わないまま従軍慰安婦として日本軍人の性行為の相手をさせられた。原告がいやになって逃げようとすると、そのたびに慰安所の帳場担当者らに捕まえられて連れ戻され、殴る蹴るなどの制裁を加えられたため、原告は否応なく軍人の相手を続けざるを得なかった。」「原告らは、連日のように朝から晩まで軍人の相手をさせられた。殊に、日曜日はやってくる軍人の数が多く、また、通過部隊があるときは、とりわけ多数の軍人が訪れ、原告が相手をした人数が数十人に達することもあった。」と事実認定をしています(以下「本件事実」といいます。1999年10月1日、東京地裁判決)。また、この事件に関する東京高裁判決(2000年11月30日)も判決文で本件事実認定を踏襲していますがi、あなたはこれらの事実認定あるいはその他の裁判で被害者が自由を奪われ性行為を強要された旨の認定があることを知っていますか。

4 上記1の事実が認められる日本軍「慰安婦」制度は、居住の自由、外出の自由、廃業の自由(自由廃業)、拒否する自由がない性奴隷制であり、女性たちは慰安所で軍人の性の相手を強制されたのではありませんかiii。

iii 軍慰安所では女性たちはその中の一室で暮らさなければならなかった。軍がつくった慰安所規則では、外出は許可制になっていた。いうまでもなく許可制では外出の自由はないことになる。また、自由廃業(辞めようと思えばいつでも辞められる権利)の規定ははじめからなかった。前借金があるので、全額を返済しなければ解放されなかった。軍人の相手を拒否しようとすれば、軍人か業者に暴力を振るわれ、強制された。

 「1999年10月1日、東京地裁判決」の実際の判決文が見つからないため、Wikiの「宋が発言した内容を東京地裁の判決であるかのように付け加えた」という表現が正しいのかどうかは分からない。
 しかし、「橋下徹市長への公開質問状」においても、「原告がいやになって逃げようとすると、そのたびに慰安所の帳場担当者らに捕まえられて連れ戻され、殴る蹴るなどの制裁を加えられた」とあるだけである。
 したがって「軍人・・・に暴力を振るわれ、強制された」とあるのは、「捏造」と言っていいのではないか。

 もちろん、この「宋神道」の一件だけが「性奴隷」の理由ではないのかもしれないが、旧「日本維新の会」の党首への「公開質問状」でそのように言っているのだから、その所属議員であった「桜内文城前衆院議員」としてはこれに反論すれば十分ではないか。
  1. 2016/01/20(水) 22:45:38|
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