金子吉晴(維新政党新風)    行動保守の選挙担当として維新政党・新風に籍を置き真の戦後レジームからの脱却に邁進しています。

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「U.S.ARMY MEDICAL DEPARTMENT OFFICE OF MEDICAL HISTORY」(米陸軍衛生部 衛生史室) 米軍の女性村が日本軍の慰安所と果たしてどこが違うのか全く理解できない!!

 1月18日のエントリーで、「太平洋戦争時の米国の売春宿」という言葉を使ったのであるが、これについては2013年8月23日のエントリーで次の2つのネット情報を引用して説明したところである(リンクはこちら)。

1.「米国立公文書館には第二次大戦の慰安所に限ってもRG165、ENTRY43、BOX437-438,RG165,ENTRY418、BOX465などで慰安婦についての大量の資料がある。一例を抜粋すると,
1943年3月2日ブラームフィールド陸軍少佐によりアメリカ陸軍省に提出された慰安所に関する報告書より引用

 西部アフリカのリベリアにあったロバーツ・フィールド駐屯地ではリベリア政府の協力の下、基地に隣接する形で「女村」が二つ建設され、この村で売春する女性は軍医による性病検診を受けなければ入村が認められなかった。
 合格した女性は顔写真を捕られその写真をつけた札を首からさげることを義務づけられた。
 入村した女性は米軍が建設した家、つまり売春宿を購入させられ、毎週性病検診を受けねばならず、性病に感染すると軍医によって完全に治ったとの証明が得られるまで入村が認められなかった。
 勿論これはあくまでも一例で同報告書には調査対象区域とされたアフリカ、中東、インドにてアメリカやイギリスがともに多数の慰安所を建設していることが記載されている。


2.「米国立公文書館 RG165 E43~437~438 E418~465 1942/8~1945/7 陸軍省資料

・(1941)陸軍回覧170規定-常設基地や駐屯地近辺にある売春地区が、米軍兵士の健康を阻害し軍活動に支障を生む場合、陸軍長官の権限により、特定地区の売春業を即時停止できるものとする。
・売春地帯に軍専用の「洗浄消毒所」を設け、性病の予防に努める。
・(1942/10~1943/1)陸軍省はブラムフィールド少佐(性病予防対策の専門家)を、アフリカ・中近東・インド・インドシナに派遣して、実態調査をした。
 ※各現地部隊は、独自の判断で売春宿を直接に管理していた。既存の売春宿を指定し、洗浄消毒具を設置、軍医が性病検査を定期的に行うか、軍専用の売春宿を新設していた。
 リベリアのロバートフィールド駐屯部隊では、駐屯地に隣接して「女村」が2つ造られていた。女は性病検査に合格した者に限られ、顔写真付の札を首から下げるきまりとなっていた。女は入村すると、草葺屋根の家を一軒15ドルで購入させられ、そこで売春をし、毎週の性病検査を義務付けられていた。
 村の周囲を柵で囲い、入り口に「洗浄消毒所」を設ければ、もっと効果的であろう。
 エリトリア(エチオピア)では、伊軍管理の売春宿を、進行した英軍が引継ぎ、米軍と共用していた。アスマラに3軒、マッサワに2軒あった売春宿には、憲兵が常駐し、軍医が健康管理にあたっていた。
○この他ブラムフィールド少佐は、ペルシアでの施設のレポートに加え、豪軍管理のパレスチナの売春宿は、憲兵と軍医よって、より厳しく管理されていると、賞賛している。


 その時にも書いたが、これらは同じ内容である。
 そこでこれについて米国で紹介されているサイトを探したところ、唯一、「U.S.ARMY MEDICAL DEPARTMENT OFFICE OF MEDICAL HISTORY」(米陸軍衛生部 衛生史室)というサイトがあったので紹介したい(リンクはこちら)。

 まず1にある「1943年3月2日ブラームフィールド陸軍少佐によりアメリカ陸軍省に提出された慰安所に関する報告書」の名称は次の部分である。

65 Letter, Maj. William A. Brumfield, Jr., MC, to Assistant Chief of Staff, G-1, War Department, Washington, D.C. (through : The Surgeon General, U.S. Army), 2 Mar. 1943, subject : Report of Investigation of Venereal Diseases Among United States Army Forces in Central Africa, the Middle East, and India.
65 書簡、ウィリアム A.ブラムフィールド ジュニア衛生隊少佐からワシントンの陸軍省人事部長室参謀長へ(経由:米陸軍軍医総監)、1943年3月2日、件名:中央アフリカ、中東及びインドにおける米陸軍部隊の性病調査報告書

 その説明にあたるところの2にある「・(1942/10~1943/1)陸軍省はブラムフィールド少佐(性病予防対策の専門家)を、アフリカ・中近東・インド・インドシナに派遣して、実態調査をした。」については、このようにまとめた部分はなく、個別の説明があるだけである。
 ただ「件名」から分かるとおり、「中央アフリカ、中東及びインド」に派遣されていることは間違いない。

 またその関連で、1にある「勿論これはあくまでも一例で同報告書には調査対象区域とされたアフリカ、中東、インドにてアメリカやイギリスがともに多数の慰安所を建設していることが記載されている。」という部分もない。これも個別の説明があるだけである。

 個別の説明については、1にある「西部アフリカのリベリアにあったロバーツ・フィールド駐屯地ではリベリア政府の協力の下、基地に隣接する形で「女村」が二つ建設され、この村で売春する女性は軍医による性病検診を受けなければ入村が認められなかった。」は次のとおりである。

Liberia (U.S. Army Forces in Liberia).-This area proved troublesome for the entire period during which U.S. troops were stationed here (fig. 45).
リベリア(リベリアの米陸軍軍隊)。 -この地域は米軍がここ(図45)に配置された全ての期間の間、厄介であると判明した。
Roberts Field, the Army base where most troops were stationed, was near Monrovia, the country's capital (fig. 46).
ロバーツ・フィールド(大部分の軍隊が配置された駐屯地)は、モンロヴィア(国の首都(図46))に近かった。
On 1 September 1942, a plan to control venereal disease in U.S. troops and the native population was formulated at a conference which included representatives of the Liberian Health Department, the Medical Director of the Firestone Tire and Rubber Company plantations, and U.S. Army officers.
1942年9月1日に米軍と地元住民における性病を抑制する計画は、リベリア保健省、ファイアストーン・タイヤとゴム会社プランテーションの医療管理責任者、米陸軍士官の代表を含んだ会議で作成された。
A plan was made whereby so-called tolerated women's villages were started adjacent to Army camps.
いわゆる大目に見られた女性の村が軍キャンプに隣接して始められるという計画が立てられた。
Accordingly, two women's villages were established by the Liberian Government in an area adjacent to but not a part of the U.S. Military reservation (fig. 48).
結局、2つの女性村がリベリア政府によって米軍保留地(図48)の一部分でなく隣接した地域に設置された。
Women seeking admission to the villages were examined for venereal disease, particularly for evidence of venereal ulcers or vaginal discharge.
村への入場を求めている女性達は、性病、特に性病による潰瘍またはおりものの兆候がないか調べられた。
If found free of demonstrable venereal disease they were photographed and tagged and permitted to enter the village.
もし明白な性病がないと分かれば、彼女達は写真を撮られて、タグを付けられ、村に入ることを許諾された。

 最後にこのサイトに掲載されている米軍慰安所関係の写真を紹介しておく。

FIGURE 30.-A brothel in Naples. (From a series of educational photographs prepared for the Fifth U.S. Army surgeon.)」(リンクはこちら)
図30 ナポリの売春宿(第5米陸軍軍医のために準備された一連の教育的な写真から)

FIGURE 31.-Soldiers arrive at a Fifth U.S. Army venereal disease treatment center that was established to handle the tremendous load of cases originating from the Naples area.」(リンクはこちら)
図31 兵士達がナポリ地域に由来する莫大な量の件数を取り扱うために設立された第5米陸軍性病治療センターに到着する。

FIGURE 32.-Soldier seeking diversion and recreation in Naples. (From a series of posed educational photographs made for the Fifth U.S. Army surgeon.)」(リンクはこちら)
図32 ナポリで気分転換と休養を求めている兵士(第5米陸軍軍医のために製作された一連のポースを取った教育的な写真から)

FIGURE 57.-U.S. Navy personnel look for entertainment in Manila.」(リンクはこちら)
図57 米海軍要員がマニラで娯楽を求める。

FIGURE 59.-U.S. Army personnel helped in the routine checking, examination, and treatment of hostesses and prostitutes.」(リンクはこちら)
図59 米陸軍要員がホステスと売春婦の日常のチェック、検査及び治療を助けた。


 全体をまとめるなら、米軍慰安所、特に「women's villages」(女性村)が日本軍の慰安所と果たしてどこが違うのか全く理解できないところである。
  1. 2016/02/02(火) 23:33:08|
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