金子吉晴(維新政党新風)    行動保守の選挙担当として維新政党・新風に籍を置き真の戦後レジームからの脱却に邁進しています。

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"27年10~12月期GDP年率1・4%減 2四半期ぶりマイナス" 最も可能性の高いのはやはり消費増税の悪影響だが2014年にもっと影響が出なかったのは同年1~3月の駆け込み需要が非常に大きかったからか!!

 2月15日の産経新聞は,”27年10~12月期GDP年率1・4%減 2四半期ぶりマイナス
 内閣府が15日発表した平成27年10~12月期の国内総生産(GDP、季節調整値)速報値は、物価変動を除く実質で前期比0・4%減、このペースが1年間続くと仮定した年率換算では1・4%減で、2四半期ぶりのマイナスとなった。節約志向の高まりに加え暖冬による冬物衣料の不振で個人消費が落ち込んだほか、中国、米国経済の失速などで輸出も弱く、景気の減速感が鮮明となった。
 景気実感に近いとされる名目GDPは前期比0・3%減、年率換算で1・2%減となった。同時に発表された27年の実質GDPは前年比0・4%増、名目は2・5%増だった。
”と報道した(リンクはこちら)。

 まず「平成27年10~12月期」の方は、「節約志向の高まりに加え暖冬による冬物衣料の不振で個人消費が落ち込んだほか、中国、米国経済の失速などで輸出も弱く、景気の減速感が鮮明となった。」ということである程度納得できる。

 問題は「同時に発表された27年の実質GDPは前年比0・4%増、名目は2・5%増だった。」の方であり、「名目は2・5%増」はそれなりだが、「実質GDPは前年比0・4%増」はやはりかなり低い。
 この原因は何か。

 例によって、「名目」の「年次GDP実額」の統計から、「民間需要」、「公的需要」及び「純輸出」の比率を比べると次表のとおりである。

暦年国内総生産(支出側)民間需要左の比率公的需要左の比率純輸出左の比率比率の計
1994/1-12.495,743.40369,823.3074.60%,116,058.4023.41%9,861.701.99%100.00%
2000/1-12.509,860.00380,129.3074.56%122,344.3024.00%7,386.401.45%100.01%
2005/1-12.503,903.00380,069.7075.43%116,739.6023.17%7,093.701.41%100.01%
2010/1-12.482,676.90359,318.4074.44%117,302.7024.30%6,055.801.25%99.99%
2011/1-12.471,578.70358,902.8076.11%116,682.0024.74%-4,006.10-0.85%100.00%
2012/1-12.475,331.70366,334.2077.07%118,167.6024.86%-9,170.10-1.93%100.00%
2013/1-12.479,083.70371,032.1077.45%121,680.6025.40%-13,629.00-2.84%100.01%
2014/1-12.486,938.80377,750.5077.58%124,330.0025.53%-15,141.70-3.11%100.00%
2015/1-12.498,896.50378,397.9075.85%125,284.0025.11%-4,785.40-0.96%100.00%

 この数字を見ると、「純輸出」は上昇する一方、「民間需要」と「公的需要」は低下し、特に「民間需要」の落ち込みが大きい。
 これは平均消費性向がそれだけ低下したことを示す。この原因は何か。

 最も可能性の高いのはやはり消費増税の悪影響である。
 この2年ほどで消費マインドに大きな影響を与える出来事はそれしか考えつかない。

 しかしそうなると2014年にもっと影響が出てもいいように思われる。
 考えられることとしては上記の報道にあるように、「節約志向の高まり」があるのかもしれない。  
 ただ当方としてはこの1年でそれほど消費マインドが変化したとも思えないから、単に2014年1~3月の駆け込み需要が非常に大きかったからではないかという気もする。
 
  1. 2016/02/15(月) 17:21:52|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
<<"TPP 相手国の為替操作防止の法律 米で成立へ" 為替操作と言えば有名なのは支那と南朝鮮であるが、火の無い所に煙は立たずでまず南朝鮮が反応!! | ホーム | "円高・株安は断じて「アベノミクスの限界」ではない!~中国の大不況が原因なのに、政権批判に転じるマスコミは破綻している" しかしそこで思考が止まってはいけない。支那経済が不調になったからといって日本経済がその悪影響を受けるという構造の方がおかしいと認識すべき!!>>

コメント

金子さんへ

 昨年末から円高進行に連れて大幅な株価下落が続いていますが、これは日本経済のファンダメンタルズが一向に改善されていないことを端的に示していると思います。金子さんは安倍総理が就任して以来、「アベノミクスだけでは景気を本格的に向上させることはできない。なぜならば日本経済が長期にわたり低迷を続ける最大の原因は、不当な人民元操作を行うシナとの交易にあるからだ。」と再三指摘してきましたが、今回の日本株の大幅下落はその指摘が事実であることの証明だと考えます。

 私事で恐縮ですが私は2年前に某金融機関から多額の資金を借り入れましたが、その時の金利は「年1.15%」でした。そして昨年末の再交渉の結果、なんと金利を「年0.8%」に引き下げることで同意を得ました。このことはアベノミクスでお金の供給を極限まで緩和しても資金需要は増加するどころか逆に減少していることを示していますが、これは私の居住地だけではなくて全国的な傾向のようです。

 どうやら日本のリセッションは昨年後半から始まっているようです。アベノミクスは大胆な金融緩和による円安誘導で日本経済をリーマンショック前に戻す効果はありましたが、これも金子さんが指摘されたように単にそれだけであり、経済を本格的に浮上させることができないうちに世界経済が悪化してきて、最も悪影響を受けているのが日本という構図になりました。主要先進国の中で株の下落率が断然トップが日本ですが、まあアベノミクスのメッキが剥がれたに過ぎません。
 
  1. 2016/02/16(火) 23:51:27 |
  2. URL |
  3. 金沢春彦 #I9J.Ic0c
  4. [ 編集]

金澤さんへ

 お褒めのj言葉ありがとうございます。

・「アベノミクスだけでは景気を本格的に向上させることはできない。」については、理屈以前に、日本のすぐ横に日本の10倍以上の人口の国があり、その国と実質的に固定為替レートで結ばれていれば、それしか結論はあり得ないというのは直感できるはずなんですが。

・「アベノミクスでお金の供給を極限まで緩和しても資金需要は増加するどころか逆に減少している」については、供給があれば需要があるという発想でそんなことにはなりません。

・「アベノミクスのメッキが剥がれた」については、保守論壇はあと盛んに財政出動を主張しています。
 これについては短期的には反対しませんが、問題の解決策にはなりません。
 理由はまず彼らは財政出動カンフル論をまだ理論的に否定できていません。
 また過剰な通貨供給の悪影響も変数が多すぎて文系数学では解けないためか、理論的に払拭できていないからです。
 
 まあそもそも財政出動だけで経済成長できるなら、世の中に不況も税金も存在しないことになりますよね。
  1. 2016/02/17(水) 08:39:19 |
  2. URL |
  3. 金子吉晴 #0cYVgJ1c
  4. [ 編集]

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