金子吉晴(維新政党新風)    行動保守の選挙担当として維新政党・新風に籍を置き真の戦後レジームからの脱却に邁進しています。

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"日本核武装「あり得ない」 NPT体制重視と岸田氏" 外相という政府当局者の発言は情状酌量の余地はあるが情けないのは産経新聞周辺!!

 4月11日の産経新聞は,”日本核武装「あり得ない」 NPT体制重視と岸田氏
 岸田文雄外相は11日、先進7カ国(G7)外相会合を締めくくる記者会見で、米大統領選で日本の核武装が議論されたことに関し「非核三原則が存在し、核拡散防止条約(NPT)体制を重視する日本が核兵器を保有することはあり得ない」と述べた。
 アジア太平洋地域の安全保障環境は厳しさを増しているとし「次の米大統領が誰になっても、日米同盟の役割は重要だと訴えなければならない」と強調した。
”と報道した(リンクはこちら)。

 まず「非核三原則が存在し、核拡散防止条約(NPT)体制を重視する日本が核兵器を保有することはあり得ない」とあるが、これは理屈的に誤っている。
 「核拡散防止条約(NPT)体制」が崩壊すれば、「非核三原則」は存在し得ないし、「あり得ない」は維持できないからである。

 また「次の米大統領が誰になっても、日米同盟の役割は重要だと訴えなければならない」とあるが、「日米同盟の役割は重要」だからこそ、我が国の「核武装」が必要になってきているのである。

 それにしても「外相」という政府当局者の発言は情状酌量の余地はあるが、情けないのは産経新聞周辺である。
 次はその例である。

 4月5日の産経新聞は,”【正論】西側同盟の価値を理解しているのか? トランプ氏の言動の不可思議さ 東洋学園大学教授・櫻田淳
櫻田淳 
 核武装に関しては、筆者は「核武装をすれば何とかなる」という発想それ自体が安直なものであると指摘しておく。
 核武装うんぬん以前に、通常兵力体系の運用の仕方、情報収集の仕方を含めて、手掛けなければならないことは、軍事面だけでも多岐に渉っている。「唯一の被爆国」という立場に拠った従来の対外政策展開との「整合性」も問われる。核武装という選択の安直さは、そうした努力を省いていることにある。
 また、核武装が「国家としての自立」の条件であるならば、たとえばドイツや豪州のような核武装を行っていない国々は、「国家としての自立」を実現していないのかという疑問も示されよう。
 トランプ氏の言動における最たる不可思議は、その「西側同盟ネットワーク」の価値を、彼が適切に理解しているのかが分からないということにある。彼の言葉からは、「西側同盟ネットワーク」に関わる「負担」ばかりが強調されているけれども、それから得られる「利益」や「便益」は、どのように認識されているのか。
 もし、彼が語っているようなことが現実の風景になれば、彼が標榜する「強い米国」の基盤は失われ、彼が自明のものと考えているかもしれない「米国の豊かさ」の条件も怪しくなる。
 故に筆者は、トランプ氏の登場に期待し、便乗して何かをしようという発想それ自体が、極めて筋悪なものであると指摘しておく。
”と報道した(リンクはこちら)。

 まず「核武装に関しては、筆者は「核武装をすれば何とかなる」という発想それ自体が安直なものであると指摘しておく。」とあるが、それこそ「安直」を通り越して、「無責任」である。

 「核武装うんぬん以前に、通常兵力体系の運用の仕方、情報収集の仕方を含めて、手掛けなければならないことは、軍事面だけでも多岐に渉っている。」とあるが、そんなことは言われなくとも防衛省はやっているだろう。
 「「唯一の被爆国」という立場に拠った従来の対外政策展開との「整合性」も問われる。」とあるが、そんなものは憲法9条があれば侵略されないというのと同じ発想である。

 「また、核武装が「国家としての自立」の条件であるならば、たとえばドイツや豪州のような核武装を行っていない国々は、「国家としての自立」を実現していないのかという疑問も示されよう。」とあるが、「ドイツ」は米独同盟というより、NATOの一員であるし、「豪州」は我が国とは地理的な位置が違い過ぎる。

 また「彼の言葉からは、「西側同盟ネットワーク」に関わる「負担」ばかりが強調されているけれども、それから得られる「利益」や「便益」は、どのように認識されているのか。」とあるが、そんなことは米国民に言わせれば、大きなお世話ということになるだろう。

 産経新聞自体の論調は当初の「トンデモ」と表現したものからは微妙に変化しているが、寄稿者にもこんなことを書かせていては失格である。
  1. 2016/04/12(火) 07:34:03|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
<<選挙公示前の氏名入りノボリの使用について | ホーム | "ヘイトスピーチ対策法案、自公共同で提出合意" 自民党としては入管特例法の廃止をタブー視しているのでありヘイトスピーチに該当させてくる公算が高い!!>>

コメント

金子さんへ

 トランプ氏が大統領候補として次第に存在感を高めてきていますが、予想通りですが日本の保守・右派系から彼を支持する声が全く聞こえてきません。彼が当選すれば日本が本来の独立を取り戻すチャンスが到来する可能性が出てくるかもしれないのに、日頃から「自主憲法制定」だの「自主独立の精神」だのと喚いている保守・右派系の人たちは一体何を望んでいるのでしょう?、産経新聞までトランプ氏を否定的に評価しているのですから呆れてものが言えません。

 僕なんぞはトランプ氏の主張を知ったときには小躍りして喜びました。彼が大統領になり、日本に対して政策として真の主権国家になることを要求してくれば我々右派系としては願ったり叶ったりです。国民も政治家も平和ボケに浸りきった今の日本が大きな変化を遂げるには、残念ながらアメリカから強烈な外圧がかかること以外にはないと思います。今年は敗戦から71年目で来年は明治150年ですが、そろそろ国際情勢の大きな変化が訪れることを期待してトランプ氏の大統領就任を強く熱望します。
 
  1. 2016/04/12(火) 23:03:50 |
  2. URL |
  3. 金沢春彦 #I9J.Ic0c
  4. [ 編集]

金澤さんへ

 全く同感です。久しぶりに我が国を対等の同盟国ととらえる米国大統領が出現しそうな期待感が沸いてきます。
 日本人には大きなショックかもしれませんが、これこそが本当の意味での戦後レジームからの脱却というものです。
 このようなショックは尖閣絡みで支那からと予測していたのですが、米国からとはむしろ日本人には幸運ではないでしょうか。
  1. 2016/04/13(水) 05:05:30 |
  2. URL |
  3. 金子吉晴 #NBQkkuJY
  4. [ 編集]

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