金子吉晴(維新政党新風)    行動保守の選挙担当として維新政党・新風に籍を置き真の戦後レジームからの脱却に邁進しています。

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"待機児童2年ぶり増加、8466人" 少子化対策を出生と子育てという2段階に分けるなら少子化対策の中心はやはり出生率の向上であるべき!!

 7月20日の産経新聞は,”待機児童2年ぶり増加、8466人
 待機児童は2年ぶりに増加-。都が19日にまとめた4月1日現在の保育サービス利用状況で、平成27年度の調査で858人減といったん減少した待機児童が、再び増加に転じたことが分かった。
 認可保育所や認証保育所、認定こども園などの利用児童は26万1705人と前年から1万4192人増えた。ただ、就学前児童人口の増加や保育所の利用申し込み率が上がっていることから、都全体の待機児童は8466人と、全国最多だった前年同期の7814人を652人上回った。
 保育サービス利用児童数の増加が大きい区市町村の1位は世田谷区で、前年比1124人増だった。一方、待機児童ゼロも福生市や武蔵村山市など13自治体あった。
”と報道した(リンクはこちら)。

 「認可保育所や認証保育所、認定こども園などの利用児童は26万1705人と前年から1万4192人増えた。」とあるのは、東京都としても力を入れているようであるが、まだ「認可保育所や認証保育所、認定こども園」の整備は足りないようである。

 一体,東京都は保育所の整備にどれだけの予算を費やしているのか。
 「「東京都長期ビジョン」平成28年度の事業展開」という資料には、「① 保育サービスや子育てに関する支援策等の充実(平成28年度事業費:650億円 平成27年度事業費:643億円)」とあるが、これには雑多な予算が入っていて,整備費がどれだけかははっきりしない(リンクはこちらの18頁)。

 と言うよりもそもそも,保育所は都事業ではなく区市町村事業であり、残念ながらこれをまとめた資料はどうしても見つからない。
 ただ「東京の福祉保健2016 分野別取組」という資料には次のとおりある(リンクはこちらの42頁)。

主な事業展開

◎ 待機児童解消区市町村支援事業 9,000 百万円
・ 待機児童の解消に向け、保育の実施主体である区市町村が地域の実情に応じて実施する事業を広く支援し、0~2歳児の定員拡充につながる取組を更に加速させます。

◎ 保育所の施設整備費の支援による設置促進 6,610 百万円
・ 保育所緊急整備事業 2,256 百万円
 保育所の新設、増改築等による整備を支援します。[規模 22 施設]
・ 賃貸物件による保育所整備事業 2,520 百万円
 賃借物件の改修経費等を補助することにより、認可保育所の設置促進を図ります。[規模 140 施設]
・多様な主体による保育所緊急整備事業 1,834 百万円
 国の整備費補助の対象となっていない株式会社やNPO法人等の多様な主体による保育所の新設、定員増を伴う増改築等による整備を支援します。[規模 15 施設]

◎ 認可保育所家賃補助事業1,921 百万円
・賃貸物件を用いた認可保育所の賃借料の一部を補助することにより、整備促進を図ります。

◎ 賃貸物件による保育所の開設準備経費補助事業【新規】1,441 百万円
・賃貸物件を用いた認可保育所の新規開設に係る開設前賃借料の一部を補助することにより、整備促進を図ります。

◎ 認定こども園整備事業256 百万円
・幼保連携型認定こども園等に対し、開設準備経費を支援することにより、就学前の子供に関する教育、保育等の総合的な提供の推進を図ります。[規模 2 施設]


 上記から施設数が分かるものを抜き出すと、
  保育所緊急整備事業 22施設+賃貸物件による保育所整備事業 140施設+多様な主体による保育所緊急整備事業 15施設+認定こども園整備事業 2施設=179施設
となる。

 それぞれがどの程度の定員か分からないが、
  1施設当たり30人なら、5,370人
  1施設当たり50人なら、8,950人
であるので、「待機児童」解消のためにかなりの効果をもたらすだろう。

 ところで待機児童以前に当方がいつも思うことは、少子化対策を出生と子育てという2段階に分けるなら、少子化対策の中心はやはり出生率の向上であるべきである。
 子育てを充実させることによって出生率の向上を図るという発想もあるかもしれないが、そんな迂回戦術を採らなければならない必要性はない。

 左翼傾向が強い自治体の少子化対策の特徴は、子育てには強い関心を示しても出生率の向上にはほとんど関心を示さないことである。
 日本人を根絶やしにしたいという反日勢力の思惑が露骨に反映していると言えば勘ぐりだろうか。
 東京都の少子化対策も多分にその傾向があると言わざるを得ない。
  1. 2016/07/22(金) 02:32:47|
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