金子吉晴(日本の自存自衛を取り戻す会)    行動保守運動の一員として真に戦後レジームからの脱却を追求しています。

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"トランプ政権、為替操作より「不均衡」を重視=高官" 行為よりも結果を重視するということか。もしそうなら「指定が見送られる可能性が一段と高まった」は意味が逆!!

 4月7日のロイターは,”トランプ政権、為替操作より「不均衡」を重視=高官
 米政府高官は6日、ロイターに対し、トランプ政権が貿易赤字の原因として、為替の「操作」よりも「不均衡」(currency misalignment)を重視していることを明らかにした。大統領は就任初日に中国を「為替操作国」に指定すると述べていたが、14日に発表する為替報告書で指定が見送られる可能性が一段と高まった。
 高官は「為替操作という表現は、われわれが懸念する為替の動きを十分に包含していない」と説明。「為替の不均衡は為替操作とも通貨切り下げとも異なる」と述べ、操作や切り下げの可能性だけでなく、不均衡かどうかという視点からも、為替動向を分析していく方針を示した。
”と報道した(リンクはこちら)。


 「米政府高官は6日、ロイターに対し、トランプ政権が貿易赤字の原因として、為替の「操作」よりも「不均衡」(currency misalignment)を重視していることを明らかにした。」とあるのは行為よりも結果を重視するということだろうか。
 この「currency misalignment」は為替の「不均衡」よりも為替の「ずれ」とでも訳した方が日本語としてしっくり来るのではないか。

 もしそうだとしたら、「大統領は就任初日に中国を「為替操作国」に指定すると述べていたが、14日に発表する為替報告書で指定が見送られる可能性が一段と高まった。」とあるのは意味が逆である。
 現在の基準では「指定」できないから、基準を変えるということである。
 そのことがもう少し分かるのは次の報道である。

 4月6日のロイターは,”来週の米為替報告書、中国の操作国認定は可能性低い=専門家
 トランプ米政権が来週公表予定の為替報告書で中国を為替操作国と認定する可能性は低いとの見方が専門家の間で強まっている。
 米財務省で過去に為替政策の分析に携わった複数の専門家らは、14日に公表される次回為替報告で中国を為替操作国と認定するためにはその定義を大幅に修正することが必要になると指摘する。
 オバマ前政権が昨年制定した法律では、経常収支の「大幅な」黒字、対米貿易収支の「大幅な」黒字、為替市場への持続的な一方向の介入、の3つを為替操作の基準としている。
 この基準のうち中国が満たしているのは、対米貿易黒字のみだ。中国はここ2年、人民元の下落ではなく上昇を支えるために1兆ドル超を投じており、経常黒字は2016年時点で対国内総生産(GDP)比1.8%と、基準を満たすには程遠い。
 ただ、トランプ政権が将来の為替操作を阻止するために基準の見直しを検討する可能性はあると専門家はみている。
”と報道した(リンクはこちら)。


 最初の報道はこの「ただ、トランプ政権が将来の為替操作を阻止するために基準の見直しを検討する可能性はあると専門家はみている。」の一例だということである。

 「オバマ前政権が昨年制定した法律では、経常収支の「大幅な」黒字、対米貿易収支の「大幅な」黒字、為替市場への持続的な一方向の介入、の3つを為替操作の基準としている。」については2点問題があると思う。
 第1は「経常収支」、第2は「介入」である。

 第1の「経常収支」については「貿易収支」にするか、さもなくは不要な「基準」である。

 第2の「介入」については「介入」がなくとも制度自体が「為替操作」的であれば、「為替」は不公正な水準で「均衡」するのだから、これも不要な「基準」である。

 当方は第2の「基準」だけで十分だと考えるが、あえてもう一つ付け加えるとすれば、過度の金融緩和である。
 これは個人レベルの為替操作を防止する目的でその原資を絶つためである。
  1. 2017/04/07(金) 23:59:00|
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