金子吉晴(日本の自存自衛を取り戻す会)    行動保守運動の一員として真に戦後レジームからの脱却を追求しています。

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"貨物線を住民の足に 新小岩-金町 葛飾区が旅客化検討" 主たる課題は国道6号(水戸街道)などとの交叉や採算性。「単線・平面」前提でも、採算性の問題は残る!!

 今回の鈴木信行候補の公約は次の3つである(リンクはこちら)。

①.外国人への生活保護ストップ
 ②.新小岩・金町間に乗車できる新駅設置
 ③.治安向上で安全な街づくり


 このうち①は我々にとってお馴染みの内容であるし、③は具体的な内容は不明ながらも大体、手段は想像が付く。
 しかし②は地域開発の問題であるし予算もかかるので、少し詳細を見ておきたい。
 これに関する報道は次のとおりである。

 3月19日の東京新聞は,”貨物線を住民の足に 新小岩-金町 葛飾区が旅客化検討
 東京都葛飾区を南北に縦断するJR東日本の貨物専用線「新金線」の旅客化に向け、区が検討に入ることを決めた。二〇一七年度予算案に交通需要などの調査費として二千万円を盛り込んだ。路面電車に使われているライトレール(LRT)型車両の導入が候補の一つに挙がっており、JR東などの鉄道事業者も交えて協議していく。
 新金線は、総武線新小岩駅と常磐線金町駅をつなぐ六・六キロ。全線が単線で、JR貨物が一日八本定期運行しているほか、JR東が臨時の旅客列車を走らせている。葛飾区内では、北部を常磐線、中部を京成線、南部を総武線が走っているが、いずれも東西を横断する路線で、南北をつなぐ公共交通はバスしかない。
 新金線が旅客化すれば南北のアクセスが格段に向上するため、区民の間から要望が根強くある。
 区は二〇〇三年、「旅客化は採算面から難しい」という結論を出したが、金町駅前に一三年、東京理科大葛飾キャンパスが開設されたことを契機に周辺の再開発が進んだ。青木克徳区長は今年二月の会見で「もう一度総合的に検討し、可能性を探るべきだ」と述べた。候補の一つに挙がっているLRT型車両は床が低く、駅の設置コストが安い利点がある。
”と報道した(リンクはこちら)。


 「東京都葛飾区を南北に縦断するJR東日本の貨物専用線「新金線」の旅客化に向け、区が検討に入ることを決めた。」とあるから、これはすでに葛飾区が検討に入っているものである。
 この「JR東日本の貨物専用線「新金線」の旅客化」についてこれ以後の新しい情報はない。
 以前のものではその実現への課題について平成26年10月20日に行われた意見交換会で区長が次のとおり語っている(リンクはこちら)。

◇新金線について
 区には、京成線が東西に走っていて、さらに、金町のところから高砂まで京成線が来ている。
 しかし、新小岩と高砂の間はバス路線はあるが鉄道はない。貨物線の線路に都電みたいな路面電車を高砂まで走らせられないか。高砂でいろいろな地域がクロスすることができる。まちづくりにとっては良いのではないか。
(区長)
 金町から新小岩まで貨物線として走っている新金線の活用については、長期の検討路線として検討してまいりました。しかし、現状で言いますと幾つか大きな課題があります。
 例えば、水戸街道やそのほか大きな道路と交差しているところがあります。それをどうやってクリアしていくのか、それが一つの問題です。
 それから、運営主体についての問題です。現在、金町駅も新小岩駅もJRが運営しているので、新金線もJRに運営してもらうのが一番良いわけです。新金線は、JR貨物が使っていますけども、運営主体である、JRが区に協力をしてほしいという話になるとかなり前向きになります。現状では、JRからそのような話はありません。しかし、あれだけの線路があって、幅があって、鉄道が走っているわけですから、活用に向けた取り組みは、長期的な課題ではありますけども、検討していきたいと思います。現状では、現在進めている新小岩駅から金町駅間でのバス運行の取り組みを一生懸命やっていきます。



 「JRが区に協力をしてほしいという話」と言うことは考えられないから、これは区から働きかけなければならない。
 問題は費用負担と採算性ということになるだろう。
 これについては葛飾区議会議員のうめだ信利氏のブログに次のとおりある(リンクはこちら)。


旅客化の最大の課題は、採算性と国道6号の踏切(渋滞)問題です。旅客化には、整備費用が莫大にかかり、採算が取れないと言っています。しかし、これは事業費930億円(複線・高架)を前提に考えているからです。

 私たちは、葛飾区が平成15年に試算した事業費58億円(単線・平面)を前提に考えています。この試算を実際に行った建設コンサルタント会社の担当者に聞きました。「最低限の旅客運行ができることを前提に試算したもの」と回答を得ました。
葛飾区は、この58億円の試算について「実現性がない」とプロの意見を無視して、区議会にも区民の皆さまにも報告せず、闇に葬りました。それを私が掘り出しました。



 この「事業費58億円(単線・平面)」で行けるなら、葛飾区が全額負担しても大した負担にはならない。
 したがって問題はそれを踏まえての採算性ということになるだろう。
 これについては現状のバスの乗車実態を見ていても、それほど需要があるとは思えないが、葛飾区の検討の結果を待ちたい。
  1. 2017/11/09(木) 02:24:26|
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