金子吉晴(日本の自存自衛を取り戻す会)    行動保守運動の一員として真に戦後レジームからの脱却を追求しています。

←応援クリックお願いします。

"【社説】本国Uターン企業、韓国2社・日本724社という現実" それだけ相対的に我が国の賃金水準が低下したということ。中国や韓国の為替操作を止めさせることがどうしても必要!!

 2月16日の朝鮮日報日本語版は,”【社説】本国Uターン企業、韓国2社・日本724社という現実
 昨年、日本の製造業による雇用が7年ぶりに1000万人を突破した。海外に移転した工場が続々と日本国内にUターンしたことが主な理由だという。日本政府の調査によると、1年間で海外に生産設備を持つ日本企業の11.8%が生産を何らかの形で日本に移転した。トヨタや日産は年産10万台規模の北米の生産ラインを日本に移転した。資生堂も35年ぶりに日本国内に工場を建設することを決めた。大企業から中小企業まで、規模や業種を問わずに企業の「本国復帰」がブームとなっている。
 日本企業のUターンは日本がそれだけ企業が経営しやすい環境に変わったことを示している。企業の海外脱出に苦しんだ日本は2000年代以降、首都圏の規制をはじめ、さまざまな規制を減らし、雇用市場の柔軟化を図るなど企業誘致に総力を挙げた。安倍政権は法人税率を引き下げ、露骨な円安誘導も行い、企業のコスト負担を軽減した。その結果、高コスト・規制だらけの日本が魅力的な生産拠点に生まれ変わった。海外法人を撤収し、日本に回帰した企業は2015年だけで724社に達した。これが青年が職場を選ぶ「売り手市場」の原動力となった。
”と報道した(リンクはこちら)。


 「日本政府の調査によると、1年間で海外に生産設備を持つ日本企業の11.8%が生産を何らかの形で日本に移転した。」ことの原因として、「企業の海外脱出に苦しんだ日本は2000年代以降、首都圏の規制をはじめ、さまざまな規制を減らし、雇用市場の柔軟化を図るなど企業誘致に総力を挙げた。」とあるが、この分析は正しいだろうか。
 要するにこの記事は日本政府の施策を肯定的に評価しているが、果たしてそう解釈すべきかという意味である。

 この「日本政府の調査」とは「製造業を巡る現状と政策課題」(2017年3月10日 経済産業省製造産業局)ではないだろうか。
 これには次のとおりある(リンクはこちらの14頁)。

● 過去1年間で、海外で生産していた製品・部材を、国内生産に戻したケースが「ある」との回答 11.8 (過去2年の調査と同程度)。「ある」と回答した企業のうち、「中国・香港」が68.1%と最も多く、次いで「タイ」。
 ● 製品・部材の生産を国内に戻した理由として、「為替レート」が33.3%と最も多く、次いで「人件費」及び「品質管理上の問題」。
」 

 3つの主たる理由のうち、確かに1番目の「為替レート」については2007~2012年の円高期と比較して十分、頷けるところであり、「アベノミクス」の功績と評価していいだろう。

 しかし3番目の「品質管理上の問題」については、海外進出してはみたものの、海外の労働者の能力が予想以上に低かったということであり、これは日本政府の施策とは関係がない。

 そして2番目の「人件費」については、それだけ相対的に我が国の賃金水準が低下したということであり、むしろ日本政府の施策が不適切であったことの裏返しである。

 したがって「海外法人を撤収し、日本に回帰した企業は2015年だけで724社に達した。」という事実は、「これが青年が職場を選ぶ「売り手市場」の原動力となった。」と喜べる性格のものではない。

 我が国の「人件費」を高く引き上げつつ、日本企業の回帰を実現するためには、やはり1番目の「為替レート」が鍵である。
 しかしこれ以上の円ドルレートの円安化は不可能であり、必要でもない。
 そうではなく問題は中国や韓国のような輸出ライバル国との「為替レート」であり、中国や韓国の為替操作を止めさせることがどうしても必要である。
  1. 2018/02/18(日) 01:35:06|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<"日本企業が韓国・仁川に相次ぎ投資 アイリスオーヤマは新工場着工" 韓国企業自体が自国に投資していないのに、在日企業はともかく、なぜ日本企業が韓国に投資するのだろうか!! | ホーム | "「NHKお通夜」五輪カーリング女子、韓国戦劇的勝利も「悔しそう」「暗すぎ」の声殺到" 原因はNHKの内部には在日勢力による支配体制がもはや完全に確立しているから。完全国営化は現実を弁えないお花畑主張!!>>

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://ccp58800.blog25.fc2.com/tb.php/3404-1d85f1fd
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)