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金子吉晴(日本の自存自衛を取り戻す会)    行動保守運動の一員として真に戦後レジームからの脱却を追求しています。

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三橋貴明"投資系の支出をPB目標から外せ!"再論 これの何が問題かというと、最初に財政出動の効果を過大に評価するので、その後でそれに伴う様々な弊害をすべて軽視することになる!!

 1月30日のエントリーで、三橋貴明のブログの1月21日のエントリーの内容について次のとおり書いたところである(リンクはこちら)。

まさか三橋貴明は、
● 政府の負債 920兆円
 ● 名目GDP 520兆円
 政府の負債対GDP比率は、176.9%に「改善」します。

と考えていないだろうか。

 もしそうだとしたら、これは「名目GDP」を「ストック変数」と考えてしまうお話にならない間違いである。
 「名目GDP」が「フロー変数」であることはマクロ経済学の教科書の最初に出てくることである。



 この点について最近ネットを検索していると、当方の主張と三橋貴明の主張とそれぞれ同じ内容を論じたブログを発見したので再論しておきたい。

 まず当方の主張と同じものであるが、これは「政治・経済を中心にした時事問題を熱く語ります」というブログの3月25日のエントリーに出ている(リンクはこちら)。

 他方で三橋貴明の主張と同じものであるが、これは「自称バランス感覚を持った男が色んなことを語る」というブログの2月26日のエントリーに出ている(リンクはこちら)。

 ただしこれに出てくるグラフや数字はあくまでこのブログの筆者が三橋貴明はこのように考えていると推測したものであって、実際に三橋貴明自身がこのように考えているかは分からない。
 おそらく2年目以降をあえて書かないところを見ると、自分の考えが間違っていることを薄々感じているのではないか。
 しかしこのブログの筆者のように三橋貴明の大半のフォロワーは単純に騙されている。
 ただしこのブログの筆者の名誉のために言っておくと、3月18日のエントリーでは自分が騙されていたことに半分ほど気付いたようである。

 さてこれの何が問題かというと、最初に財政出動の効果を過大に評価するので、その後でそれに伴う様々な弊害をすべて軽視することになる。
 要するにマクロ経済学の一番最初の所で間違っているので、それに整合性を合わせるためにその後の理屈がすべておかしくなるということである。

 もっと卑近なことを言えば、各種のマクロ経済学の試験において三橋貴明のような考えで解答していてはほとんど×である。
 最近の状況はよく知らないが、少なくとも15年前位までは国家公務員試験の場合、法律職と経済職とに分かれていた。
 しかし地方公務員試験の場合、試験問題は1種類しかない。
 したがって地方公務員試験において、経済学部の学生が経済学で失点すると致命的である。
 少なくとも経済学部の学生はきちんとした教科書で勉強することを希望する。
  1. 2018/04/07(土) 01:16:58|
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