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金子吉晴(日本の自存自衛を取り戻す会)    行動保守運動の一員として真に戦後レジームからの脱却を追求しています。

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"トランプ政権、対中制裁関税を来月6日発動 知財侵害まず818品目" 我が国も外為法10条を活用して米国と連携すべき。「閣議において」決定できるのだから現状でもすぐにできるはず!!

 6月16日の産経新聞は,”トランプ政権、対中制裁関税を来月6日発動 知財侵害まず818品目 
 トランプ米政権は15日、中国による知的財産権侵害に対抗する対中制裁措置を発動すると発表した。ハイテク製品を中心に1102品目、計約500億ドル(約5兆5千億円)相当の中国からの輸入品に25%の追加関税を適用する。中国は報復を辞さない構えで、通商問題をめぐる米中両国の対立激化は必至だ。
 米通商代表部(USTR)は15日、発表に合わせて制裁措置の内容を公表。818品目、約340億ドル相当について7月6日に25%の関税適用を開始するという。米政権はさらに約160億ドル相当の284品目を選定。最終確定に向けた手続きを進めるとしている。
 USTRは4月、通商法301条に基づき約1300品目、計500億ドル相当に対する制裁の原案を発表していた。
”と報道した(リンクはこちら)。


 この「中国による知的財産権侵害」問題については、我が国も一応首を突っ込んでいる。

 4月7日の毎日新聞は,”中国 知財侵害 WTO紛争解決、日欧も参加意向
 トランプ米政権が中国の知的財産権侵害を世界貿易機関(WTO)に提訴したことに関連し、日本と欧州連合(EU)は5日、第三者としてWTOの紛争解決手続きに参加する意向を明らかにした。
”と報道した(リンクはこちら)。


 しかし「欧州連合(EU)」は「第三者としてWTOの紛争解決手続きに参加」だけでは満足ができなかったのか単独でも行動している。

 6月2日の時事ドットコムニュースは,”EU、米中をWTO提訴=輸入制限、知財侵害で
 欧州連合(EU)は1日、米国がEUに適用した鉄鋼、アルミニウムの輸入制限措置が国際貿易ルールに反するとして、世界貿易機関(WTO)に提訴した。EUはこれとは別に、総額64億ユーロ(約8200億円)相当の米国産品に関する報復関税の準備も始めた。このうち最大28億ユーロ(約3600億円)が今月20日にも発動される。
 EUはさらに1日、欧州企業への知的財産権の侵害で中国もWTOに提訴した。巨額の貿易赤字削減へ保護主義的な姿勢を強めるトランプ米政権と中国、EUが相互に対立する構図で貿易摩擦が激化してきた。
”と報道した(リンクはこちら)。


 我が国の対処の仕方としては、既存の法制度に忠実な「欧州連合(EU)」のやり方の方がやりやすいことは事実であるが、当方としては米国と連携すべきだと考える。
 理由は2つある。

 まず第1にお役所仕事でまだるっこしい「世界貿易機関(WTO)」に任せていても解決に時間がかかりすぎることである。
 また第2に尖閣問題や拉致問題を抱えている我が国としては「欧州連合(EU)」とは比較にならない位、中国制裁の必要性が高いことである。

 ではその場合の法的根拠はどうすべきか。
 米国は最初の報道にあるとおり「通商法301条」である。
 ただこの「通商法301条」は次のとおり「不公正な貿易慣行」に関するものである(リンクはこちら)。

米通商法301条 他国の「不公正な貿易慣行」に対する報復措置を定めた米通商法の条項。通商代表部(USTR)が調査し、貿易相手国が不当な輸出補助金やダンピング(不当廉売)を行っていると判断し、相手国との是正協議で解決できなければ、大統領が一方的に高関税や輸入制限などの措置を取る仕組み。


 我が国としては尖閣問題や拉致問題を念頭に置くなら、経済問題だけでなく政治問題まで含ませられるものが望ましい。
 そこで考えられるのは「外国為替及び外国貿易法」10条であり、同条は次のとおり定めている。
  
第十条 我が国の平和及び安全の維持のため特に必要があるときは、閣議において、対応措置(この項の規定による閣議決定に基づき主務大臣により行われる第十六条第一項、第二十一条第一項、第二十三条第四項、第二十四条第一項、第二十五条第六項、第四十八条第三項及び第五十二条の規定による措置をいう。)を講ずべきことを決定することができる。

(輸入の承認)
第五十二条 外国貿易及び国民経済の健全な発展を図るため、我が国が締結した条約その他の国際約束を誠実に履行するため、国際平和のための国際的な努力に我が国として寄与するため、又は第十条第一項の閣議決定を実施するため、貨物を輸入しようとする者は、政令で定めるところにより、輸入の承認を受ける義務を課せられることがある。



 「閣議において」決定できるのだから現状でもすぐにできるはずである。
  1. 2018/06/16(土) 08:38:15|
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