金子吉晴(日本の自存自衛を取り戻す会)    行動保守運動の一員として真に戦後レジームからの脱却を追求しています。

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"河野太郎外相「友好親善にプラスにならない」 東シナ海の中国掘削船設置 政府は中国に抗議抗議" そもそも境界が画定していないのなら中間線をまたぐ海域での共同開発区域の設定をすること自体がおかしなこと!!

 6月29日の産経新聞は,”河野太郎外相「友好親善にプラスにならない」 東シナ海の中国掘削船設置 政府は中国に抗議抗議
 菅義偉官房長官は29日の記者会見で、東シナ海の日中中間線付近に中国がガス田開発のため移動式掘削船を設置したとして、中国側に抗議したことを明らかにした。菅氏は「日中間の海洋の境界がいまだ画定していない状況で、中国側が一方的な開発に向けた行為を継続していることは極めて遺憾だ」と述べた。
 河野太郎外相も同日の記者会見で「海洋の境界線が画定する前にこうしたことが行われるのは、両国の友好親善にプラスにならない」と批判した。
 政府関係者によると、6月下旬に今回の掘削船を確認し、外交ルートを通じて抗議した。新たなガス田掘削施設の建造に向けて試掘している可能性がある。
 日中両政府は2008(平成20)年、境界画定まで中間線をまたぐ海域での共同開発区域の設定などで合意したが、尖閣諸島(沖縄県石垣市)をめぐる対立で交渉は中断している。中国は合意を無視して開発を進め、日中中間線の中国側の海域に計16基のガス田掘削施設を建造し、そのうち12基が稼働している。
 菅氏は「中国側に協議を早期に再開し、合意を早期に実施するよう、引き続き強く求めていきたい」とも語った。
”と報道した(リンクはこちら)。

 「日中間の海洋の境界がいまだ画定していない状況で、中国側が一方的な開発に向けた行為を継続していることは極めて遺憾だ」とあるが、「画定」していないのなら、早く「画定」させればいいのではないか。

 この「境界画定」問題における両国の主張はどのようなものか。
 これについては外務省のHPに次のとおりある(リンクはこちら)。

1 日中双方は、国連海洋法条約の関連規定に基づき、領海基線(注:領海の幅を測定するための基線)から200海里までの排他的経済水域及び大陸棚の権原(注:国際法上正当な権利行使の根拠)を有している。東シナ海をはさんで向かい合っている日中それぞれの領海基線の間の距離は400海里未満であるので、双方の200海里までの排他的経済水域及び大陸棚が重なり合う部分について、日中間の合意により境界を画定する必要がある。国連海洋法条約の関連規定及び国際判例に照らせば、このような水域において境界を画定するに当たっては、中間線を基に境界を画定することが衡平な解決となるとされている。
(注:1海里=1.852キロメートル、200海里=370.4キロメートル)

2 (1)これに対し、中国側は、東シナ海における境界画定について、大陸棚の自然延長、大陸と島の対比などの東シナ海の特性を踏まえて行うべきであるとしており、中間線による境界画定は認められないとした上で、中国側が想定する具体的な境界線を示すことなく、大陸棚について沖縄トラフまで自然延長している旨主張している。



 「国連海洋法条約の関連規定及び国際判例に照らせば、このような水域において境界を画定するに当たっては、中間線を基に境界を画定することが衡平な解決となるとされている。」とあるから、「日中中間線」で「画定」ができれば我が国は何も異存がないということである。

 最初の記事に「日中中間線付近」とあるのは、「日中中間線」からはみ出しているのかいないのか。
 もしはみ出していないのなら、中国自体が「日中中間線付近」を「境界」と認識していことの証拠となるから、日本側としては何ら「抗議」する理由がないことになる。

 そもそも日本側が「抗議」の根拠としているのは「2008(平成20)年」の「合意」であるが、「画定」していないのなら、「境界画定まで中間線をまたぐ海域での共同開発区域の設定」をすること自体がおかしなことと言えるだろう。

 我が国がなすべきはもし中国側が「日中中間線」からはみ出していないのなら、日本側も「日中中間線」のこちら側で開発すればいいし、はみ出しているのなら、「抗議」ではなく、相手に不利益を与える対抗措置を取ることである。
  1. 2018/06/30(土) 07:47:30|
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