FC2ブログ

金子吉晴(日本の自存自衛を取り戻す会)    行動保守運動の一員として真に戦後レジームからの脱却を追求しています。

←応援クリックお願いします。

"米中貿易戦争 WTO無力 トランプ政権、対応に不満" 中国の不公正行為を放置してきた最大の責任はブッシュ政権やオバマ政権の対中融和姿勢にある。単なる官僚機構であるWTOにその是正を期待するのは酷!!

 9月24日の毎日新聞は,”米中貿易戦争 WTO無力 トランプ政権、対応に不満
 米中の貿易戦争が広がっていることは、紛争の行司役である世界貿易機関(WTO)の無力さを際立たせている。トランプ米政権は、WTOの中国に対する対応が甘いため、有効な通商ルールを確立できなかったと不満を募らせており、WTO離脱も辞さない姿勢だ。WTO改革への機運はあるものの、具体化への動きは鈍い。
 WTOの「機能不全」は今に始まったことではない。2001年に加入した中国が市場をゆがめる行為を繰り返してきたのに、対応は不十分だった。
 日本や欧州連合(EU)は「対中国包囲網」という点では米国と利害が一致している。日米欧は25日、ニューヨークで貿易担当相会合を開催し、中国を念頭に、より厳格化したルールを適用するなどWTO改革を検討する予定だ。だが米国も、輸入制限や制裁関税などルール無視ともいえる措置を取っており、改革の方向性で一致できるかは分からない。
”と報道した(リンクはこちら)。


 「2001年に加入した中国が市場をゆがめる行為を繰り返してきたのに、対応は不十分だった。」とあるのはそのとおりであるが、「トランプ米政権は、WTOの中国に対する対応が甘いため、有効な通商ルールを確立できなかったと不満を募らせており、WTO離脱も辞さない姿勢だ。」とあるのは八つ当たり気味である。
 当方に言わせれば、「中国が市場をゆがめる行為を繰り返してきた」ことの最大の責任は歴代の米国大統領にある。
 例えば次のような報道がある。

 2011年10月11日のRecord Chinaは,”米議会の対中国為替制裁法案、成立しない見通し―オバマ大統領、商工会議所が反対
 2011年10月、米中関係筋によると、米議会で審議されている、中国に人民元の大幅切り上げを求める対中為替制裁法案が、成立しない見通しとなった。
 この法案をめぐっては、中国との協調路線を推進するオバマ大統領や米中経済緊密化の恩恵を受ける産業や商工会議所が反対している。さらに推進派の民主党を率いるリード米民主党上院総務が同法案の修正を拒否したため、共和党の賛成派が反対に回ることになったという。
”と報道した(リンクはこちら)。


 「中国との協調路線を推進するオバマ大統領」とあるのは今さらである。
 「さらに推進派の民主党を率いるリード米民主党上院総務が同法案の修正を拒否したため、共和党の賛成派が反対に回ることになったという。」とあるが、「オバマ大統領」の反対がなければ、「共和党」も反対には回れなかったろう。

 そしてこのような状況はブッシュ大統領の時代も同じである。
 「みずほ米州インサイト 2005年7月5日発行」には「米国議会は中国に何を求めているのか 一制裁法案と「人民元後」の米中摩擦-」と題して次のとおりある(リンクはこちらの7頁)。

米議会における対中警戒感の高まりを強烈に印象づけたのは、制裁関税を前提に、中国に人民元制度の改革を迫る、シューマー・グラム法案が、高い支持を集めたことである。
 シューマー・グラム法案は、中国が人民元制度を改革しない場合、中国からの輸入品に27.5%の制裁関税を賦課することを趣旨とする法案である(図表7)。同法案は、WTO違反の可能性が高く、ブッシュ政権は、人民元制度改革の必要性は認めつつも、「同法案の可決は、中国との貿易戦争を招来しかねない」として、同法案には反対の姿勢を明確にしている。



 「ブッシュ政権」の反対の結果、この「シューマー・グラム法案」は成立しなかったのであり、それさえ成立していれば、その後のサブプライム住宅ローン危機やリーマン・ショックもなかったろう。

 要するに中国の不公正行為を放置してきた最大の責任は「ブッシュ政権」や「オバマ政権」の対中融和姿勢にあるのであり、単なる官僚機構である「世界貿易機関(WTO)」にその是正を期待するのはいささか酷というものである。
  1. 2018/09/26(水) 00:08:53|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<"菅官房長官、パチンコ業界の景品交換を全面禁止する意向。場外馬券場も廃止、第三次安倍政権で強行" 議論の余地無く不可能だと思う。理由は自民党に在日勢力と正面から対峙する覚悟がないから!! | ホーム | "トランプタワーで日米首脳夕食会 安倍首相発言要旨" トランプ大統領から安倍晋三首相の八方美人的な対中姿勢について相当強い批判が出たのではないか。とはいえそれはトランプ大統領の無い物ねだり!!>>

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://ccp58800.blog25.fc2.com/tb.php/3627-b82d2f29
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)