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金子吉晴(日本の自存自衛を取り戻す会)    行動保守運動の一員として真に戦後レジームからの脱却を追求しています。

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"アマゾン、米従業員の最低時給を15ドルに引き上げ 批判に対応" 我が国でも直ちに実施すべき。支持する理由は経済を直接成長させるからではなく、第1に生活保護との逆転の解消、第2にデフレ不況の原因の明確化!!

 10月2日のロイターは,”アマゾン、米従業員の最低時給を15ドルに引き上げ 批判に対応
 米アマゾン・ドット・コムは2日、来月から米国内の従業員の時間当たり最低賃金を15ドルに引き上げると発表した。
 アマゾンの米国内の25万人超の全従業員に加え、10万人超の年末商戦向け臨時従業員も対象となる。
 小売業界では、ターゲットが、昨年に最低時給を11ドルに引き上げ、2020年末までに15ドルに引き上げる方針を表明しているほか、ウォルマート・ストアーズも今年、最低時給を11ドルに引き上げた。
 ただ、米労働統計局のデータによると、民間非農業部門の時間当たり平均賃金は22.73ドル、輸送・倉庫の管理職以外の時給の平均は21.94ドルで、賃上げ後もなお低水準にとどまる。
”と報道した(リンクはこちら)。


 「米アマゾン・ドット・コムは2日、来月から米国内の従業員の時間当たり最低賃金を15ドルに引き上げると発表した。」とあるのは当方も賛成であり、我が国でも直ちに実施すべきだと考える。
 もちろん我が国では民間の自主的な動きを待っていても埒が空かないので、政府が最低賃金の引き上げという形で実施すべきである。

 ただ当方がこのような政策を支持するのは、このような政策が我が国の経済を直接、成長させると考えるからではない。
 そうではなくこれには2つの理由がある。
 第1は生活保護との逆転の解消、第2はデフレ不況の原因の明確化である。

 第1については現状、我が国では生活保護世帯数の伸びと人手不足が併存している。
 しかしこれはどう考えてもおかしなことである。
 というのは近年、我が国で身体障害者が爆発的に増加しているというような事実はないから、生活保護世帯数が伸びているということは、心身的には働けるにもかかわらず、働くところがないと言って生活保護を受給している人が増えていることを示していることになるからである。

 これはもちろん役所の生活保護窓口が適切に対応していないからだと切って捨てることは簡単であるが、そのような悪質な受給姿勢が蔓延る基本的な原因は生活保護手当よりも賃金の方が低いという現状にあるのであって、まずこの逆転を解消していかなければそのような受給姿勢は絶対に改まらないだろう。

 第2については我が国がこの20年間、デフレ不況から脱出できない最も基本的な理由は、デフレ不況の原因の定説が存在しないため、的確な対策が取られていないことにある。
 しかし賃金の上昇とは要するに名目GDPの増大とほぼ同義であって、たとえ力ずくでもそれをやれば、それを簡単にできない層からの不満という形でデフレ不況の原因が明確化されるだろうと考えるからである。

 韓国ではすでにこのことが顕在化している。
 韓国の場合、それを揶揄するために「コンビニのバイト」云々と面白おかしく語られているが、本質的な理由は7月26日のエントリーで紹介した「【ソウルから 倭人の眼】韓国経済をつぶす気か? 2年連続の最低賃金大幅アップで“勝者”はいるのか」という報道に、
人件費の上昇で韓国の企業競争力が落ちることへの懸念は広がっている。
とあるとおりである(リンクはこちら)。

 この「競争」とは誰との「競争」かと言えば、もちろん日本や中国などの経済ライバル国との「競争」である。
 したがって我が国でも名目GDPを増大させようと思えば、中国や韓国などの経済ライバル国との「競争」をどう解決するのか答えを出さない限り、それは決して実行できないことになる。

 要するに一昨日のエントリーで紹介した、
その意味では、来年度予算で積極財政策をとり、同時に一層の金融緩和を行う「財政金融同時発動」によって、来年度の景気をデフレ脱却どころか過熱気味にする必要がある。
というような主張は全く意味がないということである。
  1. 2018/10/05(金) 07:37:16|
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