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金子吉晴(日本の自存自衛を取り戻す会)    行動保守運動の一員として真に戦後レジームからの脱却を追求しています。

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"安倍首相の訪中に秘められた明確な戦略" 文章の内容は「明確」とはとても言い難い。なぜ「李氏との親密さ」が中国軍に対する「牽制」になるのかさっぱり分からない。百害有って一利無しの外交!!

 10月26日の産経新聞は,”安倍首相の訪中に秘められた明確な戦略
 安倍晋三首相は平成24年12月の首相再登板以降の約6年間で延べ149カ国・地域を訪れたが、中国に2国間の枠組みで赴くのは今回が初めてだ。当初は首脳会談も拒否していた中国が、米国による圧力が通商から人権、安全保障面へと広がる中で手のひらを返すように日本への接近を図ってきたタイミングでの訪問となった。なぜ首相は中国のアプローチに応じたのか。そこには明確な狙いがある。
 「日中両国の関係は今まさに新たな段階へと移りつつある。李克強首相とともに関係を大きく前進させていきたい」
 安倍首相は26日午前、北京市の人民大会堂での会談後、共同発表で李氏との連携を強調した。
 李氏も5月の訪日と今回の安倍首相訪中に触れ「両国の政府首脳が半年のうちに相互訪問を実現させたことは、両国人民の中日関係の改善、平和友好の実現、共同発展への期待を示す」と語った。
 2人は25日の非公式晩餐会、26日の昼食会も含め長時間をともにした。安倍首相は伝統的に対日関係を重視する中国共産主義青年団出身の李氏との親密さを強調。米中貿易戦争の影響が中国経済に広がる中、国内では習近平国家主席への批判もあり、中国指導部内で李氏の影響力は相対的に高まっている。安倍首相には習氏の配下にある中国軍の行動を牽制する狙いもあったのだろう。
 安倍首相が中国との関係強化を図るのは北朝鮮という要因も大きい。拉致問題解決の上で北に発言力を持つ中国との連携を確認する重要性は論をまたない。
 「中国と対峙する米国に日本が戦略的に中国と近づいているとみられてはいけない。あくまで関係改善だが、日本は米国の従属ではない」
 外務省幹部はこう語る。首相は通貨スワップなどの協力を進めて日本の経済力と重要性を中国側に認識させ、それを日中関係の正常化だと米国に理解させる難しい綱渡りを選択した。
 「韓国を助けるための対韓スワップとは性質が違う。中国で活動する日本の企業保護のためだ」
 政府高官はこう説明する。ただ、中国元暴落などの場合の日本のリスクは大きい。習政権を利するだけに終わる可能性もある。
 一方、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」への協力姿勢について安倍首相は、周囲にこう話している。
 「実際に中国に何かサービスをしているわけではない。こっちの利益になることは一緒にやってもいいというだけだ」
 とはいえ、今回の訪中を通じ政財界が中国傾斜を強めるのは危うい。中国は安倍首相が訪れた25日も、沖縄県石垣市の尖閣諸島周辺の接続水域に海警局の公船を航行させた。中国の微笑外交に惑わされ、警戒を解くことがあってはならない。
”と報道した(リンクはこちら)。


 表題にある「明確な戦略」とは文章中の「明確な狙い」の言い換えである。
 しかしその内容は「明確」とはとても言い難い。

 第1にまずそうだと分かるのは「安倍首相には習氏の配下にある中国軍の行動を牽制する狙いもあったのだろう。」の部分である。
 しかし「李克強首相」と「中国軍」が対立しているという趣旨の説明が全くないから、なぜ「李氏との親密さ」が「中国軍」に対する「牽制」になるのかさっぱり分からない。

 第2に「狙いも」とあるから、その前にもう一つ「狙い」がなければならないが、これが何かさっぱり分からない。 

 第3に「安倍首相が中国との関係強化を図るのは北朝鮮という要因も大きい。」とあるが、なぜ中国が我が国の利益にために「北朝鮮」に対し行動を起こすと考えられるのかさっぱり分からない。
 そもそもすでに対「北朝鮮」については国連において経済制裁の枠組みができている。
 中国がこれに違反するような行動をすれば今度は中国が経済制裁を受けるだけである。

 第4に「韓国を助けるための対韓スワップとは性質が違う。中国で活動する日本の企業保護のためだ」とあるが、「日本の企業保護」のためなら日本政府が金融市場で人民元を調達して「日本の企業」に渡せばいいだけで、何も中国政府に円を渡す必要はない。

 第5に「実際に中国に何かサービスをしているわけではない。こっちの利益になることは一緒にやってもいいというだけだ」とあるが、「一帯一路」が様々な批判を受ける中で、そんな悪事に手を貸して儲ける必要は全くない。

 以上のとおりで「なぜ首相は中国のアプローチに応じたのか。」の理由は全く分からないままである。
 百害有って一利無しの外交であった。
  1. 2018/10/29(月) 08:32:16|
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  4. | コメント:0
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