FC2ブログ

金子吉晴(日本の自存自衛を取り戻す会)    行動保守運動の一員として真に戦後レジームからの脱却を追求しています。

←応援クリックお願いします。

"元島民「希望見えてきた」 北方領土問題、解決に向けて期待" 日本側の取り組み姿勢が根本的に間違い。ロシアが北方領土を返還しないのは信頼がないからではなく単純に北方領土領有に利益があるから!!

 11月14日の産経新聞は,”元島民「希望見えてきた」 北方領土問題、解決に向けて期待
 日露首脳会談を受け、北方領土の元島民団体、千島歯舞諸島居住者連盟は14日、北海道根室市で記者会見を開いた。河田弘登志副理事長(84)は、会談で一致した平和条約締結交渉の加速について「今後に期待したい。希望が見えてきたのではないか」と評価し、領土問題の解決につなげるよう求めた。
 平和条約締結交渉の基礎とされる昭和31年の日ソ共同宣言は、条約締結後に歯舞群島と色丹島を日本に引き渡すと明記している。
”と報道した(リンクはこちら)。


 「今後に期待したい。希望が見えてきたのではないか」とあるが、これは具体的に何を根拠にそう言っているのだろうか、。
 報道された会談結果は次のとおりである。

 11月14日の産経新聞は,”安倍首相、日露首脳会談後発言全文 北方領土問題「必ずや終止符を打つという強い意思を完全共有」
 安倍晋三首相は14日夜、訪問先のシンガポールでロシアのプーチン大統領と会談した後、記者団に対し「平和条約交渉を加速させることでプーチン氏と合意した」と語った。発言の全文は次の通り。

 「先ほどプーチン大統領と日露首脳会談を行いました。その中で通訳以外、私と大統領だけで、平和条約締結問題について相当突っ込んだ議論を行いました。2年前の(山口県)長門での日露首脳会談以降、新しいアプローチで問題を解決するとの方針の下、元島民の皆さんの航空機によるお墓参り、そして共同経済活動の実現に向けた現地調査の実施など、北方四島における日露のこれまでにない協力が実現しています」
 「この信頼の積み重ねの上に、領土問題を解決をして平和条約を締結する。この戦後70年以上残されてきた課題を次の世代に先送りすることなく、私とプーチン大統領の手で終止符を打つ、必ずや終止符を打つというその強い意思を完全に大統領と完全に共有いたしました」
 「そして1956(昭和31)年、(日ソ)共同宣言を基礎として、平和条約交渉を加速させる。本日そのことでプーチン大統領と合意いたしました。」
”と報道した(リンクはこちら)。 


 「そして1956(昭和31)年、(日ソ)共同宣言を基礎として、平和条約交渉を加速させる。」とあるが、「1956(昭和31)年、(日ソ)共同宣言」については上の報道に「平和条約締結交渉の基礎とされる昭和31年の日ソ共同宣言は、条約締結後に歯舞群島と色丹島を日本に引き渡すと明記している。」とある。

 しかし4島の面積は周知のとおり、
  歯舞群島       10.9k㎡
  色丹島       248.9k㎡
  国後島      1,489.3k㎡
  択捉島      3,166.6k㎡
である(リンクはこちら)。
 「歯舞群島と色丹島」だけでは全体の5.3%にしかならないのであり、「日ソ共同宣言」を前提に交渉していても何の解決にもならないことは自明である。

 致命的なことは日本側の取り組み姿勢が根本的に間違っていることである。
 そのことは「この信頼の積み重ねの上に」という言葉によく表れている。
 果たしてロシアが北方領土を返還しないのは「信頼」がないからだろうか。
 そうではないだろう。
 単純に北方領土を領有することに利益があるからである。

 そうだとするならば日本側が目指すべき事は一つしかない。
 返還しないことによる不利益が領有することによる利益を上回らなければならない。
 そうしない限りロシア側には「5.3%位はいいか」以上の返還動機は発生しないだろう。

 ロシアが北方領土を奪うのにもそれなりに人命はかかっている。
 日本側は戦争で失ったものは戦争でしか取り返せないことを肝に銘ずべきである。
  1. 2018/11/15(木) 08:20:54|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<"日本海で日韓漁船が衝突=竹島の北東330キロ" この事故で問題にすべきは事故の原因よりも「両国の漁船操業が認められている海域」とある点!! | ホーム | "新日鉄住金の韓国内財産289億ウォン…強制徴用被害者弁護人「差し押さえ手続き踏む」" 日本の会社法では株券発行会社の株式の差し押さえには株券の確保が必要。韓国の会社法もそんなに内容は違わないのでは!!>>

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://ccp58800.blog25.fc2.com/tb.php/3677-e1e0b791
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)