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2019/03/02

"三菱重の特許、差し押さえ申請へ" 問題は現金化が実行される時期であるが、三菱重工業が有する特許件数は100件以上あると報道されているからまだ2~3か月はかかるだろう!!

 2月28日の時事ドットコムは,”三菱重の特許、差し押さえ申請へ=徴用工訴訟で韓国原告側
 韓国最高裁が三菱重工業に賠償を命じた元徴用工らの訴訟で、原告側弁護士は28日、「三菱重工業が韓国特許庁に特許登録している技術に対する強制執行(差し押さえ)を行うための準備がほぼ完了した」と述べた。その上で、3月初旬に差し押さえを裁判所に申請する計画を明らかにした。
”と報道した(リンクはこちら)。


 「その上で、3月初旬に差し押さえを裁判所に申請する計画を明らかにした。」とあるのは「ようやくか」という感じである。
 問題は日本政府の対応であるが、新日鉄住金の裁判の場合は差し押さえだけでは「実害」とは認めず、「現金化」を待っている状況だから、今回もそういう流れになるだろう。
 我が国の場合で言えば、「現金化」の具体的な規定は次のとおりである。

(その他の財産権に対する強制執行)
第百六十七条 不動産、船舶、動産及び債権以外の財産権(以下この条において「その他の財産権」という。)に対する強制執行については、特別の定めがあるもののほか、債権執行の例による。


 そして具体的な「債権執行」の方法は次のとおりである。

(譲渡命令等)
第百六十一条 差し押さえられた債権が、条件付若しくは期限付であるとき、又は反対給付に係ることその他の事由によりその取立てが困難であるときは、執行裁判所は、差押債権者の申立てにより、その債権を執行裁判所が定めた価額で支払に代えて差押債権者に譲渡する命令(以下「譲渡命令」という。)、取立てに代えて、執行裁判所の定める方法によりその債権の売却を執行官に命ずる命令(以下「売却命令」という。)又は管理人を選任してその債権の管理を命ずる命令(以下「管理命令」という。)その他相当な方法による換価を命ずる命令を発することができる。


 実際には「譲渡命令」か「売却命令」かのどちらかになるだろう。
 問題はそれが実行される時期であるが、「三菱重工業が韓国特許庁に特許登録している技術」の件数は100件以上あると報道されているから、おそらくその実行までにはまだ2~3か月はかかるだろう。

 何とか統一地方選の前には実行が終わって欲しかったが残念ながらそれには間に合いそうもない。

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