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2019/03/25

"【主張】「徴用工写真」訂正 嘘の刷り込み放置するな" 日本政府が韓国政府の主張する史実を否定しない限りは、いくら解決済みと主張しても韓国政府は外交上の武器として何度でも使ってくるだろう!!

 3月25日の産経新聞は,”【主張】「徴用工写真」訂正 嘘の刷り込み放置するな
 韓国の小学6年が使っている社会科の国定教科書に、日本の朝鮮半島統治時代の徴用に関し、無関係の写真が「強制労役に動員されるわが民族」との説明で掲載されていた。本紙の取材に対し、韓国教育省は誤りを認め訂正するという。
 これまでも無関係だと指摘されてきた、いわくつきの写真である。堂々と教科書に載っていたことにあぜんとする。嘘を教えてはならない。
 写真は、過去に高校教科書でも使われた。釜山の「国立日帝強制動員歴史館」に「朝鮮人被害者」として展示されたほか、長崎市の軍艦島など「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産登録をめぐり、妨害のため韓国側が選定委員らに配った反日宣伝の冊子でも使われた経緯がある。
 教科書の記述でも、相変わらず虚偽がまかり通っている。「女性たちは日本軍『慰安婦』として戦地に引っ張られ、むごい苦痛を受けた」などと書いているという。教科書は反日宣伝の資料ではあるまい。
 韓国教育省は、関係ない写真が使われた経緯などを明らかにするとともに記述も見直すべきだ。
 誤りを放置しておくと「真実」として定着しかねない。日本政府が史実をもとに毅然とした態度で誤りを正さねば、反日イメージが独り歩きするだけである。
”と報道した(リンクはこちら)。


 「誤りを放置しておくと「真実」として定着しかねない。日本政府が史実をもとに毅然とした態度で誤りを正さねば、反日イメージが独り歩きするだけである。」とあることにはもちろん異論はない。

 しかし問題はそんなところにあるのではない。
 問題は慰安婦問題にせよ徴用工問題にせよ日本政府が韓国政府の主張する「史実」を認めてしまっているという点である。
 要するにそれらに対する日本政府の主張は「韓国側の主張は正しいが、それらは日韓基本条約で解決済みだ」ということである。
 
 まず慰安婦問題では「河野談話」が存在する。
 これが存在する限りは、他で何を言おうと韓国政府の主張する「史実」を否定したことにはならない。

 また徴用工問題ではどうか。
 これについてはまだ「河野談話」のようなものは存在せず、事実関係に対する明確な日本政府の見解の表明もない。
 唯一これに関する発言と言えるのは、「長崎市の軍艦島など「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産登録」の際におけるものだろう。

 2015年7月6日の産経新聞は,”【世界遺産登録】岸田外相「強制労働を意味するものでない」 財産請求権で韓国にクギ刺したが…
 日本政府は5日の委員会発言で、韓国側がこだわった「強制労働」に関し「forced to work(働かされた)」との表現を使用。岸田氏はこの表現について「『強制労働』を意味するものでない」と説明した。さらに、財産請求権の問題は完全に解決済みとする従来の日本政府の立場に変わりがないことを強調した。
 ただ、韓国の趙兌烈外務第2次官は委員会で「今日の決定は(徴用の)被害者の苦痛を記憶に残し、歴史の傷を癒やすための重要な一歩だ」と発言した。さらに、記者団に対して「日本政府が朝鮮半島出身者の労働に強制性があったと認めた。交渉で合意した結果なので満足して受け入れる」と強調している。
”と報道した(リンクはこちら)。


 「岸田氏はこの表現について「『強制労働』を意味するものでない」と説明した。」とあるが、これは「韓国の趙兌烈外務第2次官」の言う「日本政府が朝鮮半島出身者の労働に強制性があったと認めた。」の方がどう考えても妥当な解釈である。

 日本政府はまずこの「forced to work(働かされた)」という表現を取り消さなければ、韓国政府の主張する「史実」を否定したことにはならない。   

 日本政府が韓国政府の主張する「史実」を否定しない限りは、いくら「日韓基本条約で解決済み」と主張しても韓国政府は外交上の武器として何度でも使ってくるだろう。

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