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金子吉晴(日本の自存自衛を取り戻す会)    行動保守運動の一員として真に戦後レジームからの脱却を追求しています。

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"消費増税に待った! 自民・西田氏が激白!「財務省の『財政再建至上主義』を食い止める」" 民間最終消費支出の比率は上がっているが民間企業設備の比率はむしろ横這いないし下がっている。人民元問題を解決しない限りいくら財政拡大をしても我が国の景気は回復しない!!

 6月7日のzakzakは,”消費増税に待った! 自民・西田氏が激白!「財務省の『財政再建至上主義』を食い止める」 近著「財務省からアベノミクスを救う」が話題
 自民党の西田昌司参院議員(60)の近著『財務省からアベノミクスを救う』(産経新聞出版)が話題となっている。米中貿易戦争の激化で、日本経済の先行き不安が広がるなか、安倍晋三首相が「消費税増税の是非」を最終判断しつつある、絶妙のタイミングで出版されたのだ。財政金融政策に精通し、最強官庁・財務省にも怯まない西田氏を直撃した。
 景気が低迷しても、政財界やメディアでは「消費税増税ありき」を煽る風潮が続いている。
 西田氏は「非常に不誠実な対応だ。正しい事実認識をしていない」と喝破する。5月に発表された1~3月期の実質国内総生産(GDP)速報値がプラス成長だった統計上のトリックや、実質給与や労働分配率が減り続けている事実を挙げ、取り組むべき政策を次のように提言した。
 「企業の内部留保の増えすぎは問題だ。法人税を増税して吐き出させて、教育や福祉に使うべきだ。また、金利が事実上ゼロなのに民間の貸し出しは増えていない。政府が建設国債を発行してインフラ整備を進めていく。財政拡大すれば、民間需要を刺激できるのではないか」
”と報道した(リンクはこちら)。


 「政府が建設国債を発行してインフラ整備を進めていく。」とあるのはいい。
 問題は「財政拡大すれば、民間需要を刺激できるのではないか」ということが可能かどうかである。
 というかそれ以前に「民間需要」が落ち込んでいる事実があるかどうかである。
 名目GDPの統計では次表のとおりである(リンクはこちら)。

名目暦年 (単位:10億円)
年月国内総生産(支出側)民間最終消費支出比率(%)民間企業設備比率(%)
1997/1-12.534,142.50285,192.0053.4%86,417.6030.3%
2000/1-12.526,706.00286,588.7054.4%82,768.1028.9%
2005/1-12.524,132.80291,543.2055.6%81,556.1028.0%
2010/1-12.500,353.90288,956.4057.8%67,594.4023.4%
2015/1-12.531,319.80300,612.1056.6%83,338.6027.7%
2018/1-12.548,906.50305,119.9055.6%89,061.1029.2%


 これを見ると、「民間需要」のうち「民間最終消費支出」の「比率(%)」は上がっているが、「民間企業設備」の「比率(%)」はむしろ横這いないし下がっている。
 「民間最終消費支出」が伸びれば普通は「民間企業設備」も伸びると考えられるにもかかわらずである。
 要するに日本人は十分お金を使っているが、それが国内投資に結び付いていないということである。
 したがってこれから言えることはいくら「財政拡大」をしても「民間需要を刺激」することはできないということである。

 では「民間企業設備」の「比率(%)」は横這いないし下がっている原因は何かと言えば、これは簡単である。
 日本企業が国内ではなく海外に投資しているからである。
 そしてその原因は一言で言えば為替であり、特に問題なのは中国の人民元である。
 要するに人民元問題を解決しない限りいくら「財政拡大」をしても一時的なカンフル剤にはなるが、そのうち副作用が出てきて、結局、我が国の景気はいつまでも本格的には回復しないということである。
  1. 2019/07/06(土) 00:33:34|
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