FC2ブログ

金子吉晴(日本の自存自衛を取り戻す会)    行動保守運動の一員として真に戦後レジームからの脱却を追求しています。

←応援クリックお願いします。

"日韓、WTOルールで攻防 勝算はどちらに" 取り敢えずは「安全保障上、必要な見直し」で良いが、徴用工問題への対抗措置も近々実施しなければならないのだからそのことも念頭に置いて反論すべき!!

 7月23日の産経新聞は,”日韓、WTOルールで攻防 勝算はどちらに
 半導体材料の輸出管理厳格化をめぐる日韓の対立は、世界貿易機関(WTO)に持ち込まれた。韓国は、日本が「ホワイト国」から韓国を除外することを警戒し、「WTO提訴も検討する」としているが、立証は極めて難しい。
 韓国は、日本が輸出手続きを厳格化し、契約ごとに個別申請を義務付けたのは「輸出制限に当たる」という立場。関税貿易一般協定(GATT)第11条がWTO加盟国に対し、関税や課徴金によらない輸出入の制限や禁止を禁じていることが根底にある。GATT第1条は、加盟国は互いに「最恵国」として扱わなければならないとも明記している。
 ただ、韓国がWTOに提訴して「協定違反」を認定させるには、日本の手続き変更によって、対韓輸出が著しく減ったことを証明する必要がある。
 一方、日本は輸出管理を厳格化したのは、大量破壊兵器や通常兵器への転用が懸念される物資の「貿易規制が不十分」なためだという立場。裏付けになるのは、GATT第21条の「安全保障措置の例外」規定だ。当事国が「安全保障上の重大な利益保護」のために必要と判断した場合、例外措置が正当化される。日本はWTOに提訴された場合、安保上の利益について明確な説明が求められる。
 WTOに提訴して紛争処理を求める場合、第1審にあたる紛争処理小委員会(パネル)報告の採択まで約1年、上訴の場合は判断まで2年以上かかる。
”と報道した(リンクはこちら)。


 まず「ただ、韓国がWTOに提訴して「協定違反」を認定させるには、日本の手続き変更によって、対韓輸出が著しく減ったことを証明する必要がある。」とあるが、これは内容がおかしい。
 これは「減った」ではなく「困難になった」である。
 そして単に「輸出手続きを厳格化し、契約ごとに個別申請を義務付けた」ことは「困難になった」にはなりようがない。

 逆に「日本はWTOに提訴された場合、安保上の利益について明確な説明が求められる。」とあることは容易である。
 これはすでに7月11日に「韓国、戦略物資の違法輸出156件「北に流出の証拠なし」」という報道があったからである(リンクはこちら)。
 これはたとえ「北に流出の証拠」がなくても十分に「大量破壊兵器や通常兵器への転用が懸念される物資の「貿易規制が不十分」」には該当するからである。

 さて現実の議論の行方については次の報道がある。

 7月24日のTBS NEWSは,”WTO一般理事会、日韓の輸出規制をめぐる問題は今日協議へ
 日本が韓国に対して半導体材料の輸出規制を強化した問題で、WTO=世界貿易機関を舞台にした両国による議論は、24日に持ち越して行われることになりました。
 韓国側は、日本の輸出規制が徴用工問題への対抗措置だと訴えるとみられます。一方の日本側は、安全保障上、必要な見直しであってWTO協定違反ではないと主張する方針です。
”と報道した(リンクはこちら)。


 「韓国側は、日本の輸出規制が徴用工問題への対抗措置だと訴えるとみられます。」に対しては取り敢えずは「一方の日本側は、安全保障上、必要な見直しであってWTO協定違反ではないと主張する方針です。」で良いが、「徴用工問題への対抗措置」も近々実施しなければならないのだから、そのことも念頭に置いて反論すべきである。
  1. 2019/07/24(水) 06:26:48|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<"WTOで日韓応酬 韓国は徴用工訴訟に言及" 日本側は理論武装が不足。第1に「15年~19年3月に156件の違法輸出」、第2に「EUは韓国をホワイト国に指定していない」を掲げることは必要不可欠であった!! | ホーム | "アシアナ機が滑走路に誤進入、別機の着陸目前 那覇空港" 「指示を取り違えた可能性」とあるが、これは未必の故意としか思えない。というのはアシアナ航空側が我が国の航空行政を舐めていると思うから!!>>

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://ccp58800.blog25.fc2.com/tb.php/3928-1cb25f03
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)