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金子吉晴(日本の自存自衛を取り戻す会)    行動保守運動の一員として真に戦後レジームからの脱却を追求しています。

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"パナソニック、中国で16年ぶりに家電の新工場建設へ 中間層拡大にらむ" 液晶パネル、半導体のような比較的ハイテクの分野でさえ中国メーカーとの競争に負けているのに、それよりもローテクな調理家電ではもっと勝目がないと考えるべきではないのか!!

 12月6日の産経新聞は,”パナソニック、中国で16年ぶりに家電の新工場建設へ 中間層拡大にらむ
 パナソニックは6日、中国・浙江省に電子レンジや炊飯器などの調理家電を生産する工場を新設すると明らかにした。投資額は約45億円を見込んでおり、2021年度に操業する。中国で家電工場を建設するのは16年ぶり。米中貿易摩擦の影響で生産拠点を中国以外の地域に移管する動きが目立つ中、中間層が拡大する中国は今後も需要の伸びが期待できると判断した。
 パナソニックが16年ぶりに中国に家電工場を新設するのは、インターネットにつながるIoT家電などで先行する中国での競争力を高めるためだ。約14億人を抱える巨大市場への期待感は大きく、グループ全体の成長につなげる考え。ただ、現状では中国の家電事業は現地メーカーに押されており、もくろみ通りに進むかは不透明だ。
 「中国市場で勝てなければパナソニックの将来はない」。津賀一宏社長は繰り返しこう訴えてきた。家電の次の稼ぎ頭になると見込んだ車載事業が伸び悩む中、家電と住宅設備を組み合わせたスマートホーム事業に力を入れている。その最重要市場が中国だ。今年4月の組織改編では、社内カンパニーの「中国・北東アジア社」を新設した。
 ただ、中国市場でのパナソニックの存在感は低い。家電の売上高は2019年3月期で約130億元(2千億円)とシェアは数%。過去にテレビの生産から撤退したことに加え、白物家電でもハイアールや美的集団など価格競争力の高いメーカーに押されている。
 それでも「シェアが低い分、まだまだ拡大の余地がある」(広報担当者)と強気の構えだ。将来的には中国で開発・販売したIoT家電を日本などで展開する構想も練る。液晶パネル、半導体と次々に撤退を決めたなかでの積極投資。新たな成長の柱となるか、今後の同社を占う試金石となりそうだ。
”と報道した(リンクはこちら)。


 「中国市場で勝てなければパナソニックの将来はない」とあるが、なぜこのように「中国市場」にこだわるのか理由が分からない。

 第1に「中国市場」以前にむしろお膝元の日本市場でさえ「白物家電でもハイアールや美的集団など価格競争力の高いメーカーに押されている」のだから、もっと根本的な戦略の転換を考えるべきである。

 第2に「電子レンジや炊飯器などの調理家電を生産する工場を新設」とあるが、なぜ「液晶パネル、半導体と次々に撤退を決めたなかでの積極投資。」なのか意味が分からない。
 「液晶パネル、半導体」のような比較的ハイテクの分野でさえ中国メーカーとの競争に負けているのに、それよりもローテクな「調理家電」ではもっと勝目がないと考えるべきではないのか。

 このように「パナソニック」が中国にこだわる背景には多分に創業者である松下幸之助の姿勢が影響しているだろう。
 しかし次の報道はお笑い以外の何物でもない。

 2012年9月19日のSankeiBizは,”激化する反日デモ 「井戸を掘った」見返りが放火と略奪なのか?
【ビジネスアイコラム】
 中国での反日デモは日系の工場や商店を放火や略奪の対象とし、18日も臨時休業が相次ぐなど、日中関係の土台となってきた経済活動を直撃した。
 パナソニックなど中国経済の飛躍を助け、「井戸を掘った」功績を中国で認められた企業ですら被害を免れなかった現実は、今後の中国ビジネスに長く暗い影を落とすだろう。
 パナソニックと中国の関係は、松下電器産業時代の1978年10月、大阪・茨木の工場で、創業者の松下幸之助氏が、中国の近代化路線を進めるトウ小平氏(当時副首相)を迎えたときから始まる。
 電子工業分野の近代化を重視していたトウ氏が「教えを請う姿勢で参りました」と切り出したのに対し、松下氏は「何であれ、全力で支援するつもりです」と全面的なバックアップを約束した。
 松下氏は、改革・開放路線の黎明期に日中経済協力に踏み出した功績で、中国では「井戸を掘った人」とたたえられてきた。
 松下幸之助氏は、初訪中した79年7月、日本メディアの取材に対し、中国の発展を助ける理由をこう語っている。
 「貧乏していた友人が金持ちになったら、何かくれるやろ。それと一緒や」。経営の神様と呼ばれた同氏の予言どおり、中国は世界第2の経済大国にのし上がった。その結果の返礼が、まさか工場の焼き打ちではあるまい。(産経新聞東アジア室長 山本秀也)
”と報道した(リンクはこちら)。


 「貧乏していた友人が金持ちになったら、何かくれるやろ。それと一緒や」とあるのはシャープの経営陣も同じようなことを言っていた記憶があるが、とにかくこれほど戦後のお花畑思想を的確に表現している言葉はないだろう。
 「経営の神様」がこういう調子では残念ながら「パナソニック」はもう企業として終わっていると言わざるを得ない。
  1. 2019/12/07(土) 00:52:04|
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