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金子吉晴(日本の自存自衛を取り戻す会)    行動保守運動の一員として真に戦後レジームからの脱却を追求しています。

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"司令官殺害 専門家や海外はどう見たか" 現段階では国連憲章51条の「自衛権の行使」に該当するとは言えないが、ソレイマニ司令官がイラクでの攻撃に関与した証拠が明らかになるのを待ちたい!!

 1月3日のNHK NEWS WEBは,”司令官殺害 専門家や海外はどう見たか
 アメリカ国防総省はトランプ大統領の指示で、イランの精鋭部隊、革命防衛隊の司令官への攻撃を実施し、殺害したことを明らかにしました。イランの最高指導者は報復措置を取る考えを示しており、アメリカとイランの衝突につながることへの懸念が高まっています。
 イラン情勢に詳しい慶應義塾大学の田中浩一郎教授は「中東にある爆弾の導火線にアメリカが火をつけた格好になった」と分析し、両国の対立は軍事的な衝突の危険がある新たな段階に入ったという見方を示しました。
 田中教授は殺害されたソレイマニ司令官について「イラン国内では自分たちの国を過激派組織IS=イスラミックステートやアルカイダなどテロ組織から守ってきた英雄として扱われている。イラン国民から見ると自分たちを守ってきた人をアメリカが殺したことになる」と指摘しました。
 アメリカとイランの対立は、この1週間で一気に緊迫の度合いを高めました。
 きっかけとなったのが先月27日のイラクでのアメリカ軍の兵士らに対する攻撃でした。
 国防総省によりますとアメリカ軍も展開するイラク北部の基地が30発以上のロケット弾で攻撃され、アメリカ国籍の民間人1人が死亡し、アメリカ軍の兵士4人がけがをしました。
 アメリカ軍は2日後の29日に報復措置に乗り出します。
標的としたのが今回、殺害したソレイマニ司令官率いる精鋭部隊「コッズ部隊」と強いつながりを持つとするイスラム教シーア派の武装組織「カタイブ・ヒズボラ」でした。
 アメリカ軍はこの武装組織がイランからアメリカ軍主導の有志連合に対する攻撃への支援を受けていたとして、イラクやシリア国内の武器庫や指揮所など5つの拠点を空爆しました。
 この攻撃に今度はこの武装組織を支持する民兵らが反発し、2日後の先月31日からイラクの首都バグダッドにあるアメリカ大使館の前で激しい抗議デモを仕掛けます。このデモで大使館の窓ガラスが割られ、一時、襲撃も懸念される騒然とした事態に発展し、トランプ大統領は31日、ツイッターに「われわれの施設で死者が出たら、イランが全面的に責任を負う。イランは非常に『大きな代償』を支払うだろう。これは警告ではなく脅しだ」と投稿し、イランを強くけん制しました。
 アメリカ大使館前でのデモは今月1日、民兵グループの指導層がデモ隊に引き揚げるよう呼びかけたことで収束しましたが、エスパー国防長官は翌2日、記者団に対し「イランやイランが支援する勢力が追加攻撃を計画している可能性を示すいくつかの兆候がある」との見方を明らかにしました。
 そのうえで「もし攻撃の通告や何らかの兆候があれば、アメリカ軍や国民の命を守るため先制攻撃をする」と述べて、アメリカ軍の防衛のための先制攻撃も辞さない方針を示していました。
”と報道した(リンクはこちら)。


 「中東にある爆弾の導火線にアメリカが火をつけた格好になった」とあるが、「専門家」に聞きたいのはそういうことではなく、今回の米国の行為を国際法的にどう評価すべきかということである。
 もっと端的に言えば、今回の行為が国連憲章51条に合致するかどうかである。
 国連憲章51条は次のとおり定めている。

第51条 この憲章のいかなる規定も、国際連合加盟国に対して武力攻撃が発生した場合には、安全保障理事会が国際の平和及び安全の維持に必要な措置をとるまでの間、個別的又は集団的自衛の固有の権利を害するものではない。この自衛権の行使に当って加盟国がとった措置は、直ちに安全保障理事会に報告しなければならない。

 したがって問題は第1に「先月27日のイラクでのアメリカ軍の兵士らに対する攻撃」を米国に対する「武力攻撃」とみなすことができるか、第2に「イラクやシリア国内の武器庫や指揮所など5つの拠点を空爆」したことは「自衛権の行使」として不足していたか、第3に「ソレイマニ司令官」に「先月27日のイラクでのアメリカ軍の兵士らに対する攻撃」に関する帰責事由があるかである。

 第1については実際に米国人が死んでいるのだから問題なく認めることができるだろう。
 しかし第2と第3についてはまだそのように判断するのは尚早である。
 したがって現段階では米国の行為は「自衛権の行使」に該当するとは言えない。

 ただおそらく米国は「ソレイマニ司令官」が「先月27日のイラクでのアメリカ軍の兵士らに対する攻撃」に関与した何らかの証拠を持っているだろうから、それが明らかになるのを待ちたい。
  1. 2020/01/04(土) 00:57:54|
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