"米国で新型肺炎よりインフル脅威 CDC、予防マスク「勧めない」" 米国の2017-2018年におけるインフルエンザ死亡者数8万人はとんでもない数字であり米国における健康保険制度の脆弱さがこんなところに表れているのではないか!!
2月8日の東京新聞は,”米国で新型肺炎よりインフル脅威 CDC、予防マスク「勧めない」
新型コロナウイルス対策を巡り、米疾病対策センター(CDC)のレッドフィールド所長は7日、「米国民にとって今、真の脅威はインフルエンザだ。中国湖北省に滞在歴がない人で、呼吸器症状がある場合は可能性が高い」と訴えた。新型ウイルスの予防目的でのマスク使用も「勧めない」とした。
米国ではインフルエンザが猛威を振るっており、CDCは全米で少なくとも2200万人が感染し、1万2千人が死亡したと推計している。感染者は増加傾向にある。”と報道した(リンクはこちら)。
「米国ではインフルエンザが猛威を振るっており、CDCは全米で少なくとも2200万人が感染し、1万2千人が死亡したと推計している。」とあるのは驚くべき数字である。
しかもこれは今シーズンの最終数字ではないのでそれだともっと大きくなるだろう。
「ジャパニーズメディカルケア」というHPには次のとおりある(リンクはこちら)。
「日本でインフルエンザが流行。米国では?
現在日本でインフルエンザが大流行しております。日本の厚生労働省は2019年2月1日にインフルエンザが推計222万6000人に上り、統計以来最多を記録したことを発表致しました。
米国でもインフルエンザシーズンが到来しており、近年最も大流行した昨シーズン程ではございませんが、インフルエンザの患者数が徐々に増加しております。
米国では昨年4900万人がインフルエンザにかかり、8万人の死者となり過去最大規模となりました。」
「米国では昨年4900万人がインフルエンザにかかり、8万人の死者となり過去最大規模となりました。」とあるから予想どおりすごい数字である。
ちなみにこの記事は2019年の今頃の記事だから、上記の「昨年」とあるのは2017-2018年の数字である。
これに対して我が国の死亡者数はどれ位か。
ちょっと内容は古いが、厚生労働省のHPには次のとおりある(リンクはこちら)。
「Q10.通常の季節性インフルエンザでは、感染者数と死亡者数はどのくらいですか。
例年のインフルエンザの感染者数は、国内で推定約1000万人いると言われています。
国内の2000年以降の死因別死亡者数では、年間でインフルエンザによる死亡数は214(2001年)~1818(2005年)人です。
また、直接的及び間接的にインフルエンザの流行によって生じた死亡を推計する超過死亡概念というものがあり、この推計によりインフルエンザによる年間死亡者数は、世界で約25~50万人、日本で約1万人と推計されています。」
「1818(2005年)人」ならそんなものかなと思うが、「約1万人」は意外に多いという印象である。
米国における統計の取り方がどちらに近いのかは分からないが、予想に反して我が国も相当のものである。
「新型肺炎」以前に「インフルエンザ」恐るべしである。
しかし多い方の「約1万人」と比較してもやはり「8万人」はとんでもない数字であり、米国における健康保険制度の脆弱さがこんなところに表れているのではないかと思う。
新型コロナウイルス対策を巡り、米疾病対策センター(CDC)のレッドフィールド所長は7日、「米国民にとって今、真の脅威はインフルエンザだ。中国湖北省に滞在歴がない人で、呼吸器症状がある場合は可能性が高い」と訴えた。新型ウイルスの予防目的でのマスク使用も「勧めない」とした。
米国ではインフルエンザが猛威を振るっており、CDCは全米で少なくとも2200万人が感染し、1万2千人が死亡したと推計している。感染者は増加傾向にある。”と報道した(リンクはこちら)。
「米国ではインフルエンザが猛威を振るっており、CDCは全米で少なくとも2200万人が感染し、1万2千人が死亡したと推計している。」とあるのは驚くべき数字である。
しかもこれは今シーズンの最終数字ではないのでそれだともっと大きくなるだろう。
「ジャパニーズメディカルケア」というHPには次のとおりある(リンクはこちら)。
「日本でインフルエンザが流行。米国では?
現在日本でインフルエンザが大流行しております。日本の厚生労働省は2019年2月1日にインフルエンザが推計222万6000人に上り、統計以来最多を記録したことを発表致しました。
米国でもインフルエンザシーズンが到来しており、近年最も大流行した昨シーズン程ではございませんが、インフルエンザの患者数が徐々に増加しております。
米国では昨年4900万人がインフルエンザにかかり、8万人の死者となり過去最大規模となりました。」
「米国では昨年4900万人がインフルエンザにかかり、8万人の死者となり過去最大規模となりました。」とあるから予想どおりすごい数字である。
ちなみにこの記事は2019年の今頃の記事だから、上記の「昨年」とあるのは2017-2018年の数字である。
これに対して我が国の死亡者数はどれ位か。
ちょっと内容は古いが、厚生労働省のHPには次のとおりある(リンクはこちら)。
「Q10.通常の季節性インフルエンザでは、感染者数と死亡者数はどのくらいですか。
例年のインフルエンザの感染者数は、国内で推定約1000万人いると言われています。
国内の2000年以降の死因別死亡者数では、年間でインフルエンザによる死亡数は214(2001年)~1818(2005年)人です。
また、直接的及び間接的にインフルエンザの流行によって生じた死亡を推計する超過死亡概念というものがあり、この推計によりインフルエンザによる年間死亡者数は、世界で約25~50万人、日本で約1万人と推計されています。」
「1818(2005年)人」ならそんなものかなと思うが、「約1万人」は意外に多いという印象である。
米国における統計の取り方がどちらに近いのかは分からないが、予想に反して我が国も相当のものである。
「新型肺炎」以前に「インフルエンザ」恐るべしである。
しかし多い方の「約1万人」と比較してもやはり「8万人」はとんでもない数字であり、米国における健康保険制度の脆弱さがこんなところに表れているのではないかと思う。
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