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金子吉晴(日本の自存自衛を取り戻す会)    行動保守運動の一員として真に戦後レジームからの脱却を追求しています。

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"安倍首相の説明に国民が疑問 野党が指摘" 国会という公の場で大臣が首相の指示に反旗を翻しているのは間違いのないところであり、安倍晋三首相は加藤厚労相を更迭することが妥当!!

 3月5日の日テレNEWS24は,”安倍首相の説明に国民が疑問 野党が指摘
 新型コロナウイルスのウイルス検査をめぐり、野党側は、安倍首相の説明に国民が疑問をもっていると指摘した。
 立憲民主党の杉尾議員は、検査態勢が不十分であることをふまえ先週、安倍首相が会見で「すべての患者が検査を受けられる能力を確保する」と述べたことの意味についてただした。
立憲民主党・杉尾秀哉議員「総理は記者会見の中で、取り組みを総動員することでかかりつけ医など、身近にいるお医者さんが必要と考える場合には、全ての患者の皆さんがPCR検査を受けることができる十分な検査能力を確保いたしますと、こういうふうに言っている。国民が何を信用したらいいんだ。こういう根本的な疑問が解消されていない」
加藤厚労相「そういう能力を確保するように努力をするということを言ってるわけであって、次のステージになったとしても、かかりつけ医からも、受けられる状況をつくっていく、こういうことを言われたということであります」
 加藤厚労相はこのように述べ、あくまでも努力をするという意味だと安倍首相の発言をトーンダウンさせた。
”と報道した(リンクはこちら)。


 このような報道があることを知らなかったのだが、その理由は「安倍首相の説明に国民が疑問」という表題がおかしいからである。
 これはどう考えても「加藤厚労相の説明に国民が疑問」としなければならないところである。

 そのことはさておきとにかく、「加藤厚労相はこのように述べ、あくまでも努力をするという意味だと安倍首相の発言をトーンダウンさせた。」とあるのは驚愕である。
 国会という公の場で大臣が首相の指示に反旗を翻しているからである。
 一昨日のエントリーでも「国会で何度も議論されているのに担当大臣が基本的な間違いをしているのであり、この答弁はまさに更迭ものである。」と書いたのであるが、2か月近く前の3月5日には「安倍晋三首相」は「加藤厚労相」を更迭していなければならなかったのである。

 ただ実際にこの際の議事録を見てみると、この報道は少し不正確である。
 3月5日の参議院予算委員会の議事録には次のとおりある(リンクはこちら)。

○杉尾秀哉君 よく韓国と日本の検査数の差、十倍以上ということなんですけれども、マスコミでも取り上げられておりますけれども、こうした中で、昨日までの審議で幾つか明らかになったことがございます。
 例えば、現状では、かかりつけ医それから身近な医師の判断では検査を受けることができない、こういうことが分かりました。総理の説明は、そういうふうには国民には受け取られていなかったと思うんですけど。
 そこで、大臣に伺いますが、総理は、次のステージではこうした医師からの判断で検査を受けられるようになる、そういうふうな体制を構築すると、こういうふうに言っていますけど、じゃ、次のステージってどういうステージですか。

○国務大臣(加藤勝信君) これは、基本方針の中で、現在と、それから今後増える場合ということを整理をして、サーベイランス、それから外来、医療、要するに入院ですね、この三つに分けて、どういうことになったら移行し、その場合にはどういうことになるかということを整理して、先般もお示しをさせていただきました。
 今の御指摘でいえば、例えば外来であれば、今の帰国者・接触者外来ではとても対応できなくなるということになれば、一つは、まず外来数を増やしていただくというのが一つあると思いますけれども、それも早晩パンクをすることになれば、一般のいわゆる診療機関、主としてかかりつけ医でお願いをしていくと、こういう状況になっていくということを、今の移行の基本的考え方を示させていくという、移行の考え方を示させていただいているということです。


 「トーンダウン」の意味は「安倍晋三首相」が「かかりつけ医など、身近にいるお医者さんが必要と考える場合には、全ての患者の皆さんがPCR検査を受けることができる」と言ったのに、「加藤厚労相」が「次のステージ」にならないとやらないと言ったことにあると思ったのであるが、この「杉尾秀哉議員」の質問の中では「次のステージ」は「安倍晋三首相」が言ったことになっている。
 これでは別に「トーンダウン」というほどのことはない。

 ただ国会議事録の中では「安倍晋三首相」が検査に関して「次のステージ」云々と発言したものはない。 
 また「先週、安倍首相が会見で「すべての患者が検査を受けられる能力を確保する」と述べた」については実際の発言は次のとおりである(リンクはこちら)。

PCR検査については、検査がしたくても保健所で断られ、やってもらえないという御指摘をたくさん頂いております。保健所は都道府県や政令市の組織ですが、政府として、医師の判断において感染を疑う場合には検査を行うよう、これまでも繰り返し依頼を行ってきたところです。また、その地域の検査能力に限界があるために断られるといったことが断じてないように、広域融通によって必要な検査が各地域で確実に実施できるよう、国において仲介を行います。
 来週中に、PCR検査に医療保険を適用いたします。これにより、保健所を経由することなく民間の検査機関に、直接、検査依頼を行うことが可能となります。民間検査機関の検査能力も大幅に増強されます。
 こうした取組を総動員することで、かかりつけ医など、身近にいるお医者さんが必要と考える場合には、すべての患者の皆さんがPCR検査を受けることができる十分な検査能力を確保いたします。



 これを読む限り、「次のステージ」的な発言はない。
 やはり国会という公の場で大臣が首相の指示に反旗を翻しているのは間違いのないところであり、「安倍晋三首相」は「加藤厚労相」を更迭することが妥当である。
  1. 2020/05/06(水) 00:01:00|
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  4. | コメント:0
<<"検査体制遅れ、感染症流行経験のなさ原因 専門家会議が分析" 理由にならない。流行経験があろうがなかろうが他国の取り組みを調べればやり方はすぐに分かるからで検査拡充の時間的余裕は十分にあった。医者の聖域を守りたかったからとしか思えない!! | ホーム | "焦点:緊急事態延長で未曽有の危機に、鈍い日本政府の経済対策" 名目GDPの落ち込みについてはこの夏場までは全体で10%程度か。1次補正25.7兆円が成立したので2次補正の必要額は約30兆円!!>>

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