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2020/05/07

"検査体制遅れ、感染症流行経験のなさ原因 専門家会議が分析" 理由にならない。流行経験があろうがなかろうが他国の取り組みを調べればやり方はすぐに分かるからで検査拡充の時間的余裕は十分にあった。医者の聖域を守りたかったからとしか思えない!!

 5月5日の産経新聞は,”検査体制遅れ、感染症流行経験のなさ原因 専門家会議が分析
 政府の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議は4日、感染を調べるPCR検査件数が日本では少ないことについて、過去に世界で広まった重症急性呼吸器症候群(SARS)などの感染者が国内では出ず、新しい感染症の流行に対応する検査体制が整わなかったとの分析を公表した。
 保健所や地方衛生研究所に業務が集中しすぎたことや、検体を採取する人や検査を行う人が用いるマスクや防護服の圧倒的な不足、民間の検査会社に検体を運ぶ業者の確保が難しかったことを挙げた。
”と報道した(リンクはこちら)。


 「政府の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議は4日、感染を調べるPCR検査件数が日本では少ないことについて、過去に世界で広まった重症急性呼吸器症候群(SARS)などの感染者が国内では出ず、新しい感染症の流行に対応する検査体制が整わなかったとの分析を公表した。」とあるが、そんなことは理由にならない。
 「流行経験」があろうがなかろうが、他国の取り組みを調べればやり方はすぐに分かるからであり、「検査拡充」の時間的余裕は十分にあったはすである。

 具体的なネックとしては「保健所や地方衛生研究所に業務が集中しすぎたことや、検体を採取する人や検査を行う人が用いるマスクや防護服の圧倒的な不足、民間の検査会社に検体を運ぶ業者の確保が難しかったことを挙げた。」が指摘されているが、これらは次の報道からすれば全くおかしな言い訳である。

 4月24日の朝日新聞は,”世界トップクラスの検査数、なぜ可能? カギは来院回避
 新型コロナウイルスのPCR検査を世界で最も多く実施している国の一つが、中東のイスラエルだ。検査数が少ない日本とは対照的なアプローチで感染の抑え込みに挑んでいる。検査数を増やせた理由や、その効果を探った。
 なぜイスラエルは世界トップクラスの検査数を実施できたのか。
 大量検査を支えるのが、感染者…
”と報道した(リンクはこちら)。


 会員限定なのでほとんど記事は読めないが、内容は「来院回避」という表題と次の写真のキャプションで十分理解できる。

イスラエルで16日に新設された、新型コロナウイルスの検査ブース=AFP時事。患者に一切触れることなく検体を採取でき、検査員の感染リスクを防ぐ仕組みだ

 このようなやり方をやれば、「マスクや防護服」は必ずしも必須ではないし、「検査会社」の近くでこれを行えば、「検体を運ぶ」という行為も必要なくなるはずである。
 これほど利口なやり方ではなくとも、2月中にはすでに次のような報道があった。

 2月28日のHuffington Postは,”ドライブスルー方式の新型コロナウイルス検査、イギリスや韓国で導入。 窓ごしで簡単、時間も短縮
 世界規模で感染拡大する新型コロナウイルス対策として、韓国やイギリスなどで「ドライブスルー」検査が実施されている。
 コリアヘラルド紙によると、韓国の高陽市では2月26日に始まった。
 すでに韓国の他の地域でも導入されており、市の担当者は導入地域は今後さらに広がると説明している。
 ドライブスルー検査は、イギリスでも導入されている。
 ドライブスルー検査は、病院や救急サービスにかかる負担軽減のため、国民保健サービス(NHS)が導入。イギリス中のNHS施設で実施されるという。
”と報道した(リンクはこちら)。


 都内では自動車を持たない人も多いので、「ドライブスルー方式」は余り効果的でないかもしれないが、これを応用すれば、上の「イスラエル」のようなやり方も簡単に思いつくはずである。

 とにかく日本で「検査拡充」が遅れた理由はただ一つ、医者の聖域を守りたかったからとしか思えない。

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