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金子吉晴(日本の自存自衛を取り戻す会)    行動保守運動の一員として真に戦後レジームからの脱却を追求しています。

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"コロナが突いた脆弱なサプライチェーン、カギは「国内回帰」と「多元化」" 設備設置費用のような「イニシャルコスト」にいくら補助しても、それは人件費のような「ランニングコスト」に比べ比重は小さいから、それだけでは追いつかない!!

 5月28日のニュースイッチは,”コロナが突いた脆弱なサプライチェーン、カギは「国内回帰」と「多元化」
 新型コロナウイルスの影響による経済活動の停滞でサプライチェーン(部品供給網)のあり方があらためて問われている。グローバルな形での調達や供給が加速した昨今、未曽有のパンデミック(世界的大流行)は、相次ぐ災害や地政学リスクへ対策を講じてきた企業に新たな課題として影を落とす。国内回帰の動きも見られる中、最適な事業活動をどう築くか。「アフターコロナ」をめぐる潮流で、生き残りや次の成長へのカギを握りそうだ。
 経済産業省は緊急経済対策の一環にサプライチェーン関連の事業を掲げる。「サプライチェーン対策のための国内投資促進事業費補助金」は、海外で構築した生産体制を国内へ移管する際、1件で最大150億円を補助する。
 海外依存度が高い製品や部素材の国内調達でサプライチェーンの分断リスク低減や非常時の円滑な供給体制の構築を狙う。
 国内回帰とともに「多元化」もポイントに置く。「海外サプライチェーン多元化等支援事業」は、企業による東南アジア諸国連合(ASEAN)各国での設備導入や実証試験、企業化調査(FS)を支援。他にも世界各地の工業地帯の稼働状況を人工衛星から取得する解析システムやレアアース(希土類)代替・使用低減につながる技術の開発も進める。
”と報道した(リンクはこちら)。


 「「サプライチェーン対策のための国内投資促進事業費補助金」は、海外で構築した生産体制を国内へ移管する際、1件で最大150億円を補助する。」とあるのは朗報であるが、果たしてこれで「国内投資促進」は実現できるだろうか。
 当方はやはり無理だと考える。
 というのは設備設置費用のような「イニシャルコスト」にいくら補助しても、それは人件費のような「ランニングコスト」に比べ比重は小さいから、それだけでは追いつかないからである。

 確かにこれとは別に「経済産業省」は次のような成果も上げている(リンクはこちら)。

令和2年度「マスク等生産設備導入支援事業費補助金(マスク生産設備導入)」に係る補助事業者の採択結果について(6月中機械装置設置事業者)
                   2020年5月25日
               商務・サービスグループ
                医療・福祉機器産業室
 令和2年度「マスク等生産設備導入支援事業費補助金(マスク生産設備導入)」に係る公募案件について、4月8日~5月15日まで公募を行い、累計で103件(4月末設置9件、5月中設置28件、6月中設置66件)の応募をいただきました。
 提案内容について外部有識者による審査委員会において厳正な審査を行った結果、6月中機械装置設置事業者として、以下の12件の応募者を採択者として決定いたしましたので、お知らせいたします。



 「令和2年度「マスク等生産設備導入支援事業費補助金(マスク生産設備導入)」に係る公募案件について、4月8日~5月15日まで公募を行い、累計で103件(4月末設置9件、5月中設置28件、6月中設置66件)の応募をいただきました。」とあるのは確かに順調な増加である。
 しかし次のような報道もある。

 5月22日のBUSINESS INSIDERは,”「マスクは年内に1箱1000円切る」中国マスク輸入の社長が語る「ナゾノマスク」の相場
 新型コロナウイルスの影響で日本中がマスク不足に陥る中、政府支給の布マスク「アベノマスク」より先に4月に商店街や飲食店で見られるようになったのが、中国から輸出された「ナゾノマスク」だ。
 当時の相場は1箱(50枚)4000円前後だったが、5月に入ると値崩れが始まり、今では2000円を切ることも珍しくなった。このまま日本のマスク不足は解消に向かうのか。
 筆者の最新刊『新型コロナ VS 中国14億人』で紹介した「食品メーカーだけどマスク輸入も始めた」松井味噌(兵庫県明石市)の松井健一社長は、「中国の生産体制は飽和状態。家庭用マスクについては、再び品薄になる可能性は低い」と語る。以下は松井さんの証言だ。
 日常防護マスクは欧米に出せず、中国でもだぶつき始めたので、大量に日本に出てきます。そうすると、明らかに供給過剰です。今、日常防護マスクの中国からの輸入は、停滞しています。輸送している間に値段が下がってしまいますからね。
 これらの要素から、日本で日常防護用マスクの価格が再び1箱4000~5000円に上がることはないでしょう。日本のコロナがこのまま落ち着けば、年内には50枚1000円を切ると思います。原材料費が上がっているので、コロナ前までの水準には戻らないかもしれませんが、花粉症などで日常防護用マスクを求める方は今焦って買う必要はありません。
”と報道した(リンクはこちら)。
 

 もし本当に「日本のコロナがこのまま落ち着けば、年内には50枚1000円を切ると思います。」のようなことになれば、「累計で103件(4月末設置9件、5月中設置28件、6月中設置66件)」の企業の大半は採算割れだろう。
 もちろん国内製品を好んで買う一定層もあるだろうが、それは決して全消費者の中では比率は高くはないから、やはり商売にならないのではないか。
 やはり「50枚1000円を切る」という価格差を発生させる構造を壊して行かない限りは我が国が目指す状況には成り得ないと言うべきである。
  1. 2020/06/04(木) 00:01:00|
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