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金子吉晴(日本の自存自衛を取り戻す会)    行動保守運動の一員として真に戦後レジームからの脱却を追求しています。

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"マスク工場・医療機器の国内生産拠点化に補助…供給網の多元化支援" 問題はイニシャルコストではなくランニングコスト。この問題に関する日本政府の認識は余りに甘過ぎる。喉元過ぎれば熱さ忘れるで国内生産拠点化は今回も掛け声だけで終わるだろう!!

 7月18日の読売新聞は,”マスク工場・医療機器の国内生産拠点化に補助…供給網の多元化支援
 経済産業省は17日、生産拠点を国内に作る企業への補助金制度の第1弾として、57件を選んだと発表した。補助総額は574億円に上る。中国など特定国への依存度が高い製品を作る企業が対象だ。これとは別に、東南アジアに拠点を構える場合の30件も、計100億円規模で支援する方針だ。
 支援はいずれも、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた緊急経済対策として2020年度第1次補正予算に計上したサプライチェーン(供給網)の多元化等支援制度(計約2400億円)の一環だ。第2弾も募集するが、時期は未定。
”と報道した(リンクはこちら)。


 「経済産業省は17日、生産拠点を国内に作る企業への補助金制度の第1弾として、57件を選んだと発表した。補助総額は574億円に上る。」とあるのはいいが、果たしてこんなものでこれから工場を維持していけるだろうか。
 というのは問題はイニシャルコストではなくランニングコストだからである。
 例えば次のような報道がある。

 7月16日の日刊工業新聞は,”中国のマスク業者、年内で95%が破綻 供給過多・価格急落…
 中国英字紙グローバル・タイムズによると、新型コロナウイルスの流行が下火になった中国で、マスクの供給能力が需要を大幅に上回り、価格が急落している。最近の価格は2月の水準から80―90%も下落。年末までに95%の業者が経営破綻し、米食品医薬品局(FDA)や欧州連合(EU)の輸出許可を有する5%しか生き残れないとの予測も出ている。 専門家によると、既に国内のマスク生産能力は世界全体の需要を上回り、「世界中の人が毎日1枚使ったとしてもなお、中国の生産能力は過剰だ」(大健康国際のバイ・ユ氏)という。
”と報道した(リンクはこちら)。


 「世界中の人が毎日1枚使ったとしてもなお、中国の生産能力は過剰だ」ということであれば、「最近の価格は2月の水準から80―90%も下落。」が一層進行することは想像に難くない。
 これで果たして採算ラインに乗せられる国内企業がどれだけ存在できるだろうか。

 とにかくこの問題に関する日本政府の認識は余りに甘過ぎる。
 喉元過ぎれば熱さ忘れるで「国内生産拠点化」は今回も掛け声だけで終わるだろう。
  1. 2020/07/23(木) 04:08:27|
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<<"経済回すには「検査と隔離のシステム」の徹底不可欠" まだ隔離が足りていなかったことの原因は感染症の専門家が『悪』と感じているからではなく小池都知事が強制力の行使から逃げているだけ。要するに戦後政治の体質的欠陥!! | ホーム | "沖ノ鳥島周辺の中国船取り締まり 自民が立法検討" そのような立法措置ができたとしても実際に拿捕を実行する可能性は全くないだろう。尖閣方面では排他的経済水域どころか領海に侵入されても何も対処していないから!!>>

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