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2020/10/13

"尖閣周辺で漁船追尾 中国側に抗議" そんなことで相手が退去する訳もないのに、なぜそんなことしかしないのだろうか。自民党政権が中国人の入国禁止や強制送還をやらない理由は明白。自衛隊員や米軍人の生命よりもとにかく自分の安全が大事!!

 10月12日の産経新聞は,”尖閣周辺で漁船追尾 中国側に抗議 外交ルートで「速やかに領海から退去を」 加藤長官
 加藤勝信官房長官は12日午前の記者会見で、中国海警局の巡視船2隻が11日に尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の領海に相次ぎ侵入し、操業中の日本漁船1隻に接近しようとする動きを見せたことについて、外交ルートを通じて中国側に抗議したことを明らかにした。その上で「日本漁船に接近しようとする動きを直ちにやめ、速やかにわが国領海から退去するよう強く求めている」と述べた。
”と報道した(リンクはこちら)。


 「日本漁船に接近しようとする動きを直ちにやめ、速やかにわが国領海から退去するよう強く求めている」とあるが、そんなことで相手が「退去」する訳もないのに、なぜそんなことしかしないのだろうか。
 というのは10月6日のエントリーで紹介したとおり、中国の「領海及び接続水域法」では「釣魚島」を「自国の領土であると規定し」ているのだから、そんなことで「退去」していれば「中国公船」の方が中国国内法違反になるからである。
 他方で日本政府は次のようなことをやっている。

 9月25日の産経新聞は,”10月に自衛隊と米軍で大規模演習
 防衛省統合幕僚監部は25日、自衛隊と米軍が実際に部隊を動かして、離島防衛作戦や宇宙、サイバー、電子戦などの対処方法を訓練する日米共同統合演習「キーン・ソード」を10月26日から11月5日の日程で実施すると発表した。自衛隊約3万7000人、米軍約9000人が参加。カナダ軍の艦艇1隻も加わる。
”と報道した(リンクはこちら)。


 「防衛省統合幕僚監部は25日、自衛隊と米軍が実際に部隊を動かして、離島防衛作戦や宇宙、サイバー、電子戦などの対処方法を訓練する日米共同統合演習「キーン・ソード」を10月26日から11月5日の日程で実施すると発表した。」とあるが、いくら現場で訓練をやろうと、尖閣諸島の防衛のためには我が国が率先して動かない限りは米軍が動くことはないだろう。
 理由は2つある。
 第1は条文上の理由、第2は政治的理由である。

 第1については日米安保条約5条は「各締約国は、日本国の施政の下にある領域における、いずれか一方に対する武力攻撃が、自国の平和及び安全を危うくするものであることを認め、自国の憲法上の規定及び手続に従つて共通の危険に対処するように行動することを宣言する。」と規定している。
 対象になるのは「武力攻撃」である。
 この「武力攻撃」はあくまで正規軍によるものである。

 しかし中国がわざわざ米軍の介入を招くような人民解放軍による尖閣奪取をしてくるとは到底考えられない。
 実際、中国が南シナ海の環礁を奪った時にも最初にやって来たのは漁船を装った民兵である。

 第2については米国の大統領が日本の無人島を守るために米国の若者の命を危険に晒すような命令をしてくれるなどと考えることは余りに虫が良すぎるだろう。
 もし当方が米国人なら当然のことながらそんなことには反対するし、日本人としてもそんな情けないことは要求したくないというものである。

 こんなおかしな事の前になぜ自民党政権は昨日のエントリーで取りあげた中国人の土地取引の禁止のようなことをやらないのだろうか。
 これで駄目なら次には中国人の入国禁止、さらには在留中国人の強制送還をやればいいことである。

 自民党政権がこういうことをやらない理由は明白である。
 そんなことをやれば自分の安全が阻害されるからである。
 自衛隊員や米軍人の生命よりもとにかく自分の安全が大事だということである。

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