FC2ブログ

金子吉晴(日本の自存自衛を取り戻す会)    行動保守運動の一員として真に戦後レジームからの脱却を追求しています。

←応援クリックお願いします。

"菅首相 ASEAN諸国に医療支援 RCEPあす合意へ" RCEPに一体どんな価値があるのかさっぱり理解できない。理由は為替問題を取り上げていないことと中国を入れていること。こんなものを米国の意に反してまでやろうとする自民党政権の発想が全く理解できない。

 11月14日のNHK NEWS WEBは,”菅首相 ASEAN諸国に医療支援 RCEPあす合意へ
 菅総理大臣は、ASEAN=東南アジア諸国連合と日中韓3か国によるオンラインでの首脳会議で、新型コロナウイルス対策に連携して取り組む考えを強調しました。一方、RCEP=東アジア地域包括的経済連携は、15日協定の署名式が行われ、インドを除く15か国で合意することになりました。
 これについて菅総理大臣は14日午後、総理大臣官邸で、記者団に対し、「あすの首脳会議の際に、日本はRCEP協定に署名をする」と述べ、RCEPは、インドを除く15か国で合意することになりました。
 そのうえで、15日の首脳会議について「インドの将来の参加も含めて、自由で公正な経済圏を広げるという日本の立場を、しっかり発信をして、関係国の協力を得たい」と述べました。
 RCEPをめぐっては、これまでの交渉で、日本に輸入されるコメや牛肉・豚肉、乳製品など重要5項目については、関税の削減や撤廃の対象から外れる一方、中国から輸入される冷凍の加工野菜などの関税は段階的に撤廃される見込みです。
 一方、日本からの輸出では、▽輸出量が多い中国向けのほたて貝や、▽中国や韓国向けの日本酒や焼酎などの関税も段階的に撤廃される方向です。
 このほか、工業品の分野でも、関税の撤廃や削減が進む見通しで、貿易の促進や投資の拡大につながると期待されています。
”と報道した(リンクはこちら)。


 「一方、RCEP=東アジア地域包括的経済連携は、15日協定の署名式が行われ、インドを除く15か国で合意することになりました。」とあるが、当方はこの「RCEP=東アジア地域包括的経済連携」に一体どんな価値があるのかさっぱり理解できない。
 理由は2つある。
 第1は為替問題を取りあげていないこと、第2は中国を入れていることである。

 第1については「RCEP」の取りあげる項目は主として「関税」である。
 しかし貿易の公正さを担保する最大の要因は「為替」である。
 「関税」と「為替」では金額的な影響において数倍乃至10倍程度の差がある。
 したがってこれを議題として取り上げていない貿易交渉など羊頭狗肉のものである。

 第2については同様の「経済連携」として「TPP」がある。
 第1の点からすれば「TPP」も大した意味のないものであったが、唯一買える点を上げるなら、中国を入れていないので、将来、対中経済包囲網として転化できる可能性があった。
 しかし今回は正式メンバーとして中国を入れてしまっているのでその可能性さえなく我が国にとって何の意味もないものである。

 しかも次のような報道を眼にするとき意味もないだけでは済まされない。

  11月14日のロイターは,”「日韓は中国の不品行に反対の声を」、米国務省高官が促す
 ナッパー米国務副次官補(日本・韓国担当)は13日、日本と韓国に対し、中国政府による少数派イスラム系市民への対応や、香港や台湾を巡る動きで中国に反対するよう求めた。
 ブルッキングス研究所のシンクタンクが主催したオンラインイベントで、日本と韓国が中国と「非常に複雑で微妙な関係」を持っていることをワシントンは理解していると指摘。
 「非常に重要な貿易関係やその他の関係があるという事実にかかわらず、私たちは皆、中国の不品行を目にすれば立ち上がって声を上げるべきだ」と訴えた。
”と報道した(リンクはこちら)。


 こんなものを唯一の同盟国である米国の意に反してまでやろうとする自民党政権の発想が全く理解できない。
  1. 2020/11/15(日) 01:36:48|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<"菅首相、尖閣念頭「主権侵害継続」 コロナ克服へ連携訴え―ASEAN関連首脳会議" 日本側には日米安保条約5条の尖閣問題への適用に過剰に期待する向きがあるが、おそらく現実には米中の阿吽の呼吸でそれを避ける形式での侵略がなされるだろう!! | ホーム | "<コロナ対策一問一答>感染急増はなぜ? 道医療大・塚本容子教授に聞く" 換気不足が感染を広げた一因はそのとおりだと思うが、そのことが本質ではなく身近に大量に感染者がいることが問題。検査と隔離が重要。抗原検査の保険適用のために要件の柔軟な解釈が必要!!>>

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://ccp58800.blog25.fc2.com/tb.php/4412-2bf0d113
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)