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2021/01/29

"3次補正予算が成立 単年度予算で過去最高" 果たして既定予算はきちんと執行されているのだろうか。例えば予備費の執行率は47.7%。予備費のような比較的執行が簡便なものでさえこんな状況なら他は推して知るべしだろう!!

 1月28日の産経新聞は,”3次補正予算が成立 単年度予算で過去最高 クーポン券に予診票の同封検討
 新型コロナウイルス対応を含めた19兆1761億円の追加経済対策を盛り込んだ令和2年度第3次補正予算案は28日の参院本会議で自民、公明両党などの賛成多数で可決、成立した。1、2次補正を含む2年度の予算総額は175兆6878億円まで膨らみ、当初予算(102兆6580億円)の1・7倍という単年度予算額では過去最大の規模となった。
”と報道した(リンクはこちら)。


 「1、2次補正を含む2年度の予算総額は175兆6878億円まで膨らみ、当初予算(102兆6580億円)の1・7倍という単年度予算額では過去最大の規模となった。」とあるのはいいが、果たして既定予算はきちんと執行されているのだろうか。
 大して地方へ流しているようには見えないし、国では例年どおりのペースでしか仕事をしているとしか思えないので、今年度末には多額の執行残が出るのではないだろうか。
 例えば「予備費」はどうか。
 ヤフーに次のようなコラムが掲載されている(リンクはこちら)。

予算案の国会審議始まる。予備費という名の「財政規律」
土居丈朗 | 慶應義塾大学経済学部教授・東京財団政策研究所上席研究員
1/25(月) 16:37 (有料記事)

 1月25日、通常国会では2020年度第3次補正予算政府案の審議が始まった。この補正予算案が成立すると、執行期間が3月末までの残り2か月で、国の一般会計には約5兆円の予備費が計上されることとなる。これを年額に換算すると、約30兆円にのぼる。
 そもそも、2020年度の第2次補正予算までで、新型コロナウイルス感染症対策予備費を11.5兆円計上していた。
 2020年度の新型コロナウイルス感染症対策予備費は、第2次補正予算成立後は11.5兆円だったが、今般の第3次補正予算政府案で1兆8500億円減額して、最終的には9兆6500億円となる。ただ、第3次補正予算政府案を閣議決定する前までに、4兆6076億円分の使途を既に決めたため、第3次補正予算案成立後に残る予備費は5兆0424億円となる。これが、冒頭で示した「約5兆円」である。



 「ただ、第3次補正予算政府案を閣議決定する前までに、4兆6076億円分の使途を既に決めたため、第3次補正予算案成立後に残る予備費は5兆0424億円となる。」とあるから、執行率は、
 4兆6076億円÷9兆6500億円×100=47.7%
である。

 「予備費」のような比較的執行が簡便なものでさえこんな状況なら他は推して知るべしだろう。
 とにかく成立したものは速やかに執行することである。

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