FC2ブログ

金子吉晴(日本の自存自衛を取り戻す会)    行動保守運動の一員として真に戦後レジームからの脱却を追求しています。

←応援クリックお願いします。

"「中国包囲網」に温度差 日米豪印、安保色薄く" むしろ一番、「中国との関係悪化は避けたい」と思っているのは我が国であって、それは「経済的な結び付き」は関係なく、とにかく事なかれ主義的体質からそう思っているに過ぎないもの!!

 3月13日の時事ドットコムは,”「中国包囲網」に温度差 日米豪印、安保色薄く
 日本、米国、オーストラリア、インド4カ国の枠組み「クアッド」は台頭する中国に結束して対処する姿勢を強めている。12日には、バイデン米大統領の呼び掛けで、初の首脳会談を開催。ただ、中国との向き合い方には温度差もあり、4カ国協力は当面、安全保障分野には発展せず、新型コロナウイルス対応など「中国への刺激の少ないテーマ」(日本政府関係者)にとどまりそうだ。
 日本政府は、中国海警局の武器使用権限を定めた「海警法」制定に懸念を強めている。海警局の船舶が沖縄県・尖閣諸島周辺海域への領海侵入を繰り返しており、中国を取り囲むように位置する米豪印との連携による抑止力に期待。「クアッド」を重視するバイデン政権の姿勢も歓迎している。
 ただ各国は、中国けん制では思惑が一致するものの、経済的な結び付きから中国との関係悪化は避けたいとの事情もある。特に、国境紛争を抱えるインドは中国を刺激することを嫌っているという。
”と報道した(リンクはこちら)。


 「ただ各国は、中国けん制では思惑が一致するものの、経済的な結び付きから中国との関係悪化は避けたいとの事情もある。」とあるが、これは一体どこの国のことを言っているのだろうか。
 まず日米については対中貿易赤字だから理屈として「中国との関係悪化は避けたい」云々はおかしな主張である。
 またインドについてはどちらが貿易赤字かは知らないが、言えることは両国とも似たような産業体質だからむしろ経済的ライバルであって、こちらも「中国との関係悪化は避けたい」という理屈は立ちにくい。
 唯一、オーストラリアだけが中国とは産業的に相互補完的関係にあるが、オーストラリアについてはすでに対中反感が高まっていることは明らかだから、「中国との関係悪化は避けたい」という国内的思惑があるとは思えない。

 むしろ一番、「中国との関係悪化は避けたい」と思っているのは我が国であって、それは「経済的な結び付き」は関係なく、とにかく事なかれ主義的体質からそう思っているに過ぎないものである。
 したがって「特に、国境紛争を抱えるインドは中国を刺激することを嫌っているという。」とあるのも当てはまるのは、「インド」よりはむしろ我が国である。

 ただいずれにせよ先日のエントリーでも書いたが肝心なことは、
しかし同盟国である米国以外に大きな軍事的期待を持つことは禁物である。
 軍事力の行使は人命の関わる重い決断であり、その国自身の国益に直接的関係がない限りは国内的に困難だからである。
 例えば今、中国が尖閣諸島を不法占拠したところで、欧州諸国はもちろんのこと米国でさえ軍事力の行使に踏み切るかどうかは即断できないことである。
 したがって我が国が中国への世界的圧力を期待する際には、軍事的なものより経済的なものを重視すべきである。
 中国の膨張主義が経済発展によって支えられていることを考慮すればこのことはむしろより効果的なことである。

ということである。
 その意味からすれば、一人当たりの所得の少ないインドや人口の少ないオーストラリアよりも、中国との貿易赤字の大きいヨーロッパ先進国を引き入れる方が効果的である。
  1. 2021/03/14(日) 02:16:26|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<"日本のEEZで漁船が韓国船と衝突、けが人なし" 今回の事件で何よりも危惧される点は韓国漁船が密漁をしていたのではないかということ。これを明らかにするためには現場で日本側が臨検をして証拠を突き止める必要があった。自民党政権にはこんな対応は一切無理!! | ホーム | "申請ミスとずさんな審査 東北新社の外資規制違反 接待との関係は" フジテレビの韓流ごり押し問題の際にさんざん話題になった事柄。「外資規制に対する認識の甘さ」とあるが当時を知っている者からすればこの物言いはちょっと首を傾げる。総務省にとっては触れることがタブーだったという方が実態に近い!!>>

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://ccp58800.blog25.fc2.com/tb.php/4531-b64476a2
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)