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金子吉晴(日本の自存自衛を取り戻す会)    行動保守運動の一員として真に戦後レジームからの脱却を追求しています。

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"「リフレ派」野口審議委員就任 日銀緩和「予想以上に時間かかっている」" 言っていることが全く頓珍漢。これは時間の問題ではなく、物価上昇の阻害原因がありそれを積極的に取り除こうとしないから事態が全く改善しないのである!!

 4月1日の産経新聞は,”「リフレ派」野口審議委員就任 日銀緩和「予想以上に時間かかっている」
 日本銀行の野口旭審議委員(63)が1日、就任会見を開き、8年近く続く大規模な金融緩和について「意味があった」と評価した。一方、2%の物価上昇目標に近づけない現状について、「予想以上に時間がかかり過ぎている」と金融政策運営の難しさに言及した。
 野口氏は元専修大教授。金融緩和に積極的な「リフレ派」として知られる。野口氏の就任により、日銀の金融政策を決める政策委員会は9人の委員のうち、リフレ派は4人となった。
”と報道した(リンクはこちら)。


 「一方、2%の物価上昇目標に近づけない現状について、「予想以上に時間がかかり過ぎている」と金融政策運営の難しさに言及した。」とあるが、言っていることが全く頓珍漢である。
 これは「時間」の問題ではなく、「2%の物価上昇目標に近づけない」原因があり、それを積極的に取り除こうとしないから事態が全く改善しないのである。
 言い換えればその原因の解消さえしっかりやれば、現状の改善に時間はかからないということである。
 ではその原因とは何か。
 それについてはすでに5年以上前に次の報道で端的に指摘されている。

 2016年2月1日の日経新聞は,”マイナス金利はペナルティー
 マイナス金利という用語を使うから、一般の人たちには分かりにくくなる。要は、ペナルティー金利を課すということだ。分かりやすく解説してみよう。
 発端は量的緩和。巨額マネーが日銀から民間銀行の日銀口座に振り込まれた。ところが、民間の資金需要は盛り上がらない。銀行サイドも不良債権の学習効果で、貸し渋りが目立つ。そこで、量的緩和マネーの多くが、日銀の当座預金に預けられていた。その額は250兆円あまり。業界用語では「ブタ積み」と呼ばれる。
 ところが、民間銀行が、おカネをただ日銀に預けておくのでは、世の中のためにおカネが生きた働きをしない。それでも、銀行から見れば、ゼロ金利の時代に0.1%を得られる。民間銀行の企業行動としては、当然の「資金運用」だ。しかし、マクロ的に見れば、その結果250兆円もの巨額マネーが日銀に退蔵されるという「合成の誤謬」が生じた。しかも、0.1%の金利の総額年2000億円強は、最終的に国民負担だ。その国民が銀行預金するときは、ゼロに近い金利しか得られない。
 そこで、以前から、日銀が民間銀行に払う「付利」もゼロ金利方向に下げる案は議論の俎上にあった。民間銀行が安易なブタ積みに走らず、日銀が民間銀行に「汗を流して優良融資先を探せ」と言わんばかりにハッパをかけるごとき発想だ。しかし、そもそも民間資金需要が停滞しているときに、果たして有効か、との懐疑論が根強かった。そこで、黒田東彦総裁が出した結論は、「付利」をゼロにするのではなく、さらに踏み込んで、民間銀行のブタ積み預金に対して、0.1%のペナルティーを課すという方法だった。
 しかし、民間資金需要の低迷は実体経済に根差す構造要因であり、金融政策の限界を超える。結局、マイナス金利政策から期待できるのは、黒田総裁がかねがね言い続けてきた「必要とあれば躊躇なく調整する」との強い決意を表すアナウンスメント効果。さらに、本陣の第3の矢の構造改革が結果を出すまでの、時間稼ぎにとどまるという限界は見えている。
”と報道した(リンクはこちら)。


 要するにその原因とは「ところが、民間の資金需要は盛り上がらない。」である。
 ただこれについては「しかし、民間資金需要の低迷は実体経済に根差す構造要因であり、金融政策の限界を超える。」である。
 しかし日銀側から政府に対しその原因分析と改善対策を示すことは可能である。
 それにも関わらず日銀はこの5年間、全くそれを行わなかったのであり、これは業務怠慢以外の何物でもない。

 とにかくやる気と能力に欠ける人間は不要である。
 日銀にはしっかりした人選をしてもらいたい。
  1. 2021/04/02(金) 03:17:45|
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